毎日新聞の「個性豊か 大学体育」という記事の中で自由学園最高学部の体操が紹介されました。
一般的に大学生になると体育の授業は選択制であることが多く、内容も個性的なものがある中、
自由学園では創立直後から体操を取り入れ、1931年にデンマークオレロップ体操学校の演技発表を
学園で行ったことをご縁に、80年以上も前からデンマーク体操を取り入れています。
オレロップ体操学校には自由学園の卒業生が数多く学び、近年はオレロップ体操学校からも
若手指導者を迎え体操指導にあたっています。創立者羽仁吉一・もと子は、将来社会に役立つ人間となるために、
健康的でバランスの取れた心身の発育が望ましいと考え、体操で身体をきたえることも大切にしていました。
体操を特別なものと捉えず、人が生活していく上で、よく動ける身体を作るために必要なことと考えたのです。
自由学園の体操は好きな人、得意な人だけが体操をするのでなく、全員が参加することが大きな特徴です。
幼児から大学生までが日頃の成果を発表する体操会は10月11日（土）に開催されます。
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毎日新聞 9月26日（金）
夕刊 6面
※毎日新聞の「きゃんぱる」のコーナーは学生記者が取材をしており、自由学園の学生も記者として
活動をしています。今回の記事の写真は自由学園の最高学部学生の撮影です。