雑誌『考える人』に、自由学園で学んだ指揮者山本直純氏の特集掲載/メディア:雑誌 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

雑誌『考える人』に、自由学園で学んだ指揮者山本直純氏の特集掲載/メディア:雑誌 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

メディア:雑誌

雑誌『考える人』に、自由学園で学んだ指揮者山本直純氏の特集掲載

2014年11月21日

考える人 表紙
下記雑誌で、自由学園と縁のある指揮者山本直純氏について小特集が組まれており、氏の人柄や功績について記事、対談、インタビュー等で紹介されています。

『考える人』2014年秋号 創刊50号記念
新潮社発行 1,580円
特集「オーケストラをつくろう」
小特集「山本直純という音楽家」    小澤征爾 さだまさし 山本純ノ介ほか

山本直純氏は、幼少期に、かつて自由学園が園田清秀氏を指導者に迎えて開いていた絶対音音楽早教育に学び、自由学園初等部、男子部に進み、その後東京藝術大学作曲科に進みました。著名な指揮者斎藤秀雄氏の薫陶を受け、生涯をかけて作曲、オーケストラの指揮をつとめつつ、音楽の啓蒙にも力を入れました。特集では、経歴と共に、初等部6年生の時にNHKで指揮をつとめた時の写真も掲載されています。
斎藤秀雄氏、山本直純氏は、自由学園が4年に1度、外部のホールで開いている音楽会で指揮をして下さったことがあり、生徒・学生の指導もして下さいました。

山本直純氏は、後に「オーケストラがやって来た」というクラシック音楽を紹介するテレビ番組を立ち上げ、出演しました。山本氏は斎藤秀雄氏の弟子となった小澤征爾氏を指導したこともあることから二人は大変親しく、番組には度々小澤氏が出演していました。
なお、「オーケストラがやって来た」の番組プロデューサーだった萩元晴彦氏(当時TBS、後にテレビマンユニオンを創立)とは、自由学園初等部時代からの親友でした。

幼児生活団合奏

卒業式で「はと」の歌と合奏を披露する6歳組


■自由学園幼児生活団幼稚園では、今も5・6歳組は、生活の中で音楽に親しみ、よい耳をもつ人になれるようにと、全員がリズム・ソルフェージュと共に、ピアノを習っています。合奏は4歳組から始めて、6歳組は全員楽譜を見ながら演奏します。

「はと」の歌と合奏
作詞:6歳組のこども 作曲・編曲:山本直純

幼児生活団幼稚園では、代々6歳組が伝書鳩の飼育をしています。世話をして鳩のことを身近に感じ、大事に育てているうちに生まれた言葉に、かつて山本直純氏が曲をつけて歌にして下さり、さらに合奏が出来るように編曲をして下さいました。
この「はと」の歌と合奏は、今も幼児生活団幼稚園で演奏されています。

カテゴリー

月別アーカイブ