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今年度の収穫量は、40俵、2400kgだった。一昨年は2310kg、昨年は冷夏の影響で1740kgと収量が落ち込んだ。八月朔日さんによると、「昨年は天候不順で収穫は少なかったが、今年は天候にも恵まれ豊作だった」とのこと。品種はコシヒカリで、刈り入れは9月下旬に行われ、脱穀した玄米を30kgずつ袋に入れ、トラックで農場に運んだ。農場での食事は、このお米を食べているが、300kgだけでは、生徒が来場した際の分量などをまかなうことができないので、八月朔日さんから計1200kgを買い上げる形となった。今回学園へ届いた5俵、300kgもさらに八月朔日さんから買い上げたものだ。
この水田は、農場開拓期、敷地内で陸稲を生産していたが、創立者羽仁吉一先生が男子部生に水稲も勉強させようと、昭和18年に購入した田んぼだそうだ(参考:『学園新聞』昭和18年4月号・雑司ヶ谷短信)。その後、農地改革など、厳しい時代を乗り越え、場員、生徒が稲作を35年間行ってきたが、農場では手が回らなくなり、昭和53年4月から、現在のように農家の方にお願いするようになった。水田の面積は5反分(約50a)で、3区画に分かれている。用水は、水田近くを流れる蟇沼(ひきぬま)用水から引いている。農場は、この用水から水を引くために必要な、「水利権」を持っているため、毎年春先に行われる、用水路の一斉清掃にも参加している。数年前から、この清掃に、春休みを利用して農場を訪れた生徒も参加するようになった。今年も春先に清掃が行われ、用水路の中の、空き缶やビニール袋などのゴミを拾い、絡まった草や木を取り除いた。

精米されるお米
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用水の清掃(1)
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用水の清掃(2)
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南沢に出荷された300kgは、玄米を精米機で精米し、那須農場職員の真野さんが、男子部の美術工芸展で使われる竹と一緒に、トラックで食糧部へ届けてくださった。真野さんは「感謝して一粒一粒味わって食べてもらいたいと思います」とおっしゃっていました。

食糧部前に到着
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食糧部へ
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お米は、女子部、学部の食卓にも上がり、農場の秋の味を皆でいただきました。

女子部の昼食
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学部の昼食
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(文と写真:高等科3年 S.Y.)
男子部「那須農場の新米が昼食に」
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