オノ・ヨーコと自由学園 東京都現代美術館にて「オノ・ヨーコ 私の窓から」開催/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

オノ・ヨーコと自由学園 東京都現代美術館にて「オノ・ヨーコ 私の窓から」開催/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

オノ・ヨーコと自由学園 東京都現代美術館にて「オノ・ヨーコ 私の窓から」開催

2015年11月4日

オノ・ヨーコ《FROM MY WINDOW: Salem 1692》2002年、顔料/カンヴァス、個人蔵 ©YOKO ONO 2015 Yoko Ono, FROM MY WINDOW: Salem 1692, 2002, Pigment on stretched canvas, Private Collection ©YOKO ONO 2015

オノ・ヨーコ《FROM MY WINDOW: Salem 1692》2002年、顔料/カンヴァス、個人蔵 ©YOKO ONO 2015
Yoko Ono, FROM MY WINDOW: Salem 1692, 2002, Pigment on stretched canvas, Private Collection ©YOKO ONO 2015

2015年11月8日(日)~2016年2月14日(日)に東京都現代美術館にて、オノ・ヨーコの個展「オノ・ヨーコ 私の窓から」が開催されます。
今展覧会は、「これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考する」初めての試みです。
そのなかで、オノ・ヨーコ氏が幼い頃に接した自由学園の音楽教育についても取り上げられます。

オノ・ヨーコ氏は、1933年東京生まれ。お母様は草創期の自由学園で学ばれており、1939年に自由学園に設立された「幼児生活団」の最初の生徒の一人でありました。

オノ・ヨーコ氏が幼児生活団で過ごした時期は3か月程でしたが、羽仁もと子・羽仁説子を中心として設立された幼児生活団での生活、特に音楽教育は、強い印象を与えるものだったといいます。

幼児生活団での音楽は、1935年に園田清秀が提唱した、幼児が音に目ざめる最初の時期をとらえて教育する「絶対音音楽早教育」をもとにしていましたが、子ども自身がもつ生活のなかに「音」を発見し、「自分の生活に経験したすべてを絵にかくように」、楽譜にしていく創作(作曲)にまで展開していました。生活のなかに織り込まれる音楽を大切にする、人間教育としての音楽教育は、現在の自由学園にも引き継がれています。

今展覧会には、自由学園から幼児生活団関係の資料が数点出品されます。 ぜひご覧ください。
なお、11月9日の内覧会の折には、幼児生活団当時の同級生2名がオノ・ヨーコさんと再会することが出来ました。

■展覧会の詳細、オノ・ヨーコ氏の略歴等は、東京都現代美術館のWEBサイトをご覧ください。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html

■展覧会のフライヤー
(画像をクリックすると別画面でPDFファイルが開きます。)
150917_A4FLYER_omote 表面      150917_A4FLYER_ura 裏面

■幼児生活団について
幼児生活団は、1938年に『幼児生活展覧会』が開催された翌年、1939年(昭和14年)1月に自由学園明日館のある目白で創設されました。その後、自由学園の移転先(東京都東久留米市)に移り、現在は週5日通う自由学園幼児生活団幼稚園として、その教育を続けています。
自由学園幼児生活団幼稚園WEBサイト
自由学園幼児生活団通信グループfacebookページ
また、自由学園の関係団体「全国友の会」による幼児生活団が全国12ヶ所にあります。
全国友の会幼児生活団

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