第19回 新入生を迎える在校生が習字に表した思い/学園長ブログ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

第19回 新入生を迎える在校生が習字に表した思い/学園長ブログ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

学園長ブログ

第19回 新入生を迎える在校生が習字に表した思い

第19回 新入生を迎える在校生が習字に表した思い

第19回 新入生を迎える在校生が習字に表した思い

「ようこそ女子部へ」「新しい家族」「同志を迎える」「新しい日々で」「思いを支えて」「自身も学ぶ」「新たな扉」「仲間と一緒に」「姉妹と共に」「迎える喜び」「新たな花びら」「温かく見守る」「歓迎の気持ち」「心を込めて」「手本として」―
女子部(中等科・高等科)の食堂は、新入生を迎える在校生の温かい思いに満たされました。

新入生を迎えて10日。女子部の昼食で今年度初めての「習字解説」が行われました。
自由学園では、中高の「習字」は、各人が自分自身で言葉を考え、毎週一枚作品を書き上げて先生に提出するという特色ある取り組みを行っています。全校生徒の作品の中から、その週の担当教師が選んだ作品を張り出し解説するのが「習字解説」です。 この日は先生の解説も、生徒の温かい言葉に注目した内容でした。

解説に合わせて2人の生徒が「習字」への思いを語ってくれました。
中等科2年生のTさんはユーモアを交えつつ、「お習字は私にとって、少し短くした日記のようなものです。書いていくうちに、1日1日の中でどういうことをしたのかなど振り返ることができて、その中から感じたことを言葉で表すと言うのが大事なのではないかなと思うようになりました。最初の頃はお手本もないのに何を書こうかと思っていたけれど、ふと目にした言葉、思いついた言葉、印象に残った言葉を書き留めるようになり、そのメモを見て週末に習字を書きながら、今週はこんなことがあったなと振り返ることができます。ぜひ新入生の皆さんもお習字を書くときは、よくよく1週間を振り返ってじっくり書いてみてください」と。
Tさんの言葉に私は深く同感しました。

竹は節目があるからまっすぐ伸びることができるように、言葉は自分自身の成長を支える「節目」になります。また作品を見合うことは、共に過ごす仲間の思いを共有するよい機会にもなります。
今年度の一人ひとりの取り組みが楽しみです。

 

2017年4月23日 高橋和也(自由学園学園長)

 

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