第59回 「自由学園みらいかん」グッドデザイン賞受賞報告/学園長ブログ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

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学園長ブログ

第59回 「自由学園みらいかん」グッドデザイン賞受賞報告

第59回 「自由学園みらいかん」グッドデザイン賞受賞報告

第59回 「自由学園みらいかん」グッドデザイン賞受賞報告

2018年11月15日

グッドデザイン賞受賞のうれしい報告です。

2017年12月に竣工した新しい校舎「自由学園みらいかん」と三菱地所レジデンスさんと共同開発した防災ツール「そなえるドリル」の2点が、2018年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。

「自由学園みらいかん」は、主に2歳から12歳の子どもたちのための、木のぬくもりと美しさにあふれた建物です。この建物のもっとも大きな特徴は、ここで使われている木材の多くが半世紀以上前に学生たちによって植えられ、その時々に生徒・学生たちが手入れをしてきた材であることです。

設計は建築家の松井亮氏。フランク・ロイド・ライトや遠藤新の意匠を活かしつつ、生徒の育てた木で未来を生きる子どもたちを育む建物をというコンセプトを受け止め、植林地にも足を運び、森の空気と自然のぬくもり、そこに差し込む光が実感できる美しい建物をデザインして下さいました。

審査委員の方も「教育の一貫として植林活動で育てられてきた木材を適材適所用いて作られている。木材の使用方法、表現方法が家具から建築まで、とても細やかで、その細部まで行き渡った設計の精神はフランク・ロイド・ライトの精神にも通じるところがあると感じる。ファサードの格子材はあえて更新周期を考えながら設計されており、循環していくことそのものをデザインしている」とこのコンセプトを評価してくだったことはうれしいことでした。

植林活動に携わった全ての卒業生のみなさんの労働に対する「グッドデザイン賞」です。感謝を込めてご報告ご報告させていただきました。

「そなえるドリル」は、自由学園危機管理本部が三菱地所レジデンスさんのお手伝いをして作成された防災準備ツールです。

審査委員方から、「まず、思わずページをめくっていって次々とドリルに答えたくなる内容の楽しさが魅力的だ。さらに、家庭で、マンションで、学校で、行政で、様々な場面・形式で活用されうるドリル自体の自由度の高さも優れた点だろう」とのコメントをいただきました。

 

 

2018年10月4日 高橋和也(自由学園学園長)

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