第52回 「朝日新聞未来メディアプロジェクト」に自由学園訪問レポート/メディア:WEB - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

第52回 「朝日新聞未来メディアプロジェクト」に自由学園訪問レポート/メディア:WEB - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

メディア:WEB

第52回 「朝日新聞未来メディアプロジェクト」に自由学園訪問レポート

第52回 「朝日新聞未来メディアプロジェクト」に自由学園訪問レポート

第52回 「朝日新聞未来メディアプロジェクト」に自由学園訪問レポート

2018年7月17日

先日来校された一般社団法人エシカル協会末吉里花さんが、コラムを担当されている「朝日新聞未来メディアプロジェクト 2030SDGsで考える」のコーナーに、「日々の営みにこそ、学びがある。自由学園の『すごさ』とは」というタイトルで、すてきな自由学園訪問レポートをお書きくださいました。
https://miraimedia.asahi.com/sdgs2030/jiyuu-gakuen/

「自由学園の『すごさ』は、生活をすべて学びに変えていることであった。まずは自分の足元から、身近なところに目を向けて、本当に愛いとおしいと思える暮らしや地域を手や頭を動かしながら整えて作っていくことが、エシカルの大きな第一歩なのだと思えた。」

私たちの日々の実践の意味を丁寧にすくいとり、言葉にしていただいた、とてもうれしい記事でした。

また、末吉さんが、尊敬する「哲学者、思想家、活動家であるサティシュ・クマールさん」の言葉として、「人は皆アーティストであり、作り手である。せっかく与えられたのだから、その2本の手を使い、想像力と創造力を生かして、美しい技術を持って何か作り出せば、どんな人もアーティストになれる。手(Hands)と頭(Head)と心(Heart)を育み、動かし、使いなさい」という言葉を引いて、「まさにこの言葉を実践しているのが自由学園の生徒たちであり、未来を担う小さなアーティストたちが、確実にここで育っている」とお書きくださったこともとてもうれしいことでした。

私も3年前にサティシュの創ったイギリスのシューマッハ・カレッジで学び、多くの教えを受け、シューマッハ・カレッジの掲げるホリスティック・エデュケーションと自由学園の教育に多くの共通点を感じていたからです。

末吉さんが代表をなさっている一般社団法人エシカル協会は、私たちの日々のくらし、消費生活を見直すことを通じて、世界中の誰もが犠牲になることなく、みんなが幸せになれる社会を創っていこうと働きかけている団体です。「エシカル」とは、「倫理的」という意味です。

自分が着ている服がどこで誰の手によってどのように作られているか?服だけではなく食べ物もエネルギーも、それらが誰の手によって、どこで、どのように作られているか? 意識的に調べない限り、それを知ることはありません。けれどもそれらのモノが手元に届くまでの背景を知ることは、世界中から集まるモノに囲まれ支えられている私たちが、今、地球に生きるすべての人や地球環境に対する責任を果たしつつ生活する上でとても大事なことです。

このような考え方や生き方は自由学園でも大切にしてきたものですが、末吉さんのお話を伺い、これからますます大切にしていきたいあり方であると強く感じました。

今学期は、「よい社会をつくろう」という志を様々な形で実現している多くの実践者の方々を自由学園にお迎えする機会がありました。

自由学園は創立以来、よりよい社会を創る人が育つ学校を目指し、様々なチャレンジを重ねてきましたが、今、このような志を共にすることができる方々とのゆるやかな、しかし確かなつながりが生まれつつあることを感じ、本当にうれしく思っています。

末吉さん、エシカル協会の皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
https://www.facebook.com/kazuya.takahashi.12914/posts/1754770441274598

 

2018年7月17日 高橋和也(自由学園学園長)

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