服装について - 自由学園 男子部/東京の私立中学・高校

服装について - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

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服装について

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男子部(中学・高校)の制服

生徒自身が決めた制服

2015年に創立以来受け継がれてきた制服が変更されました。
制服を変えるにあたっては生徒の中から「衣の係」を立候補で募り、その係が中心となって皆でゼロから新しい制服を決めていきました。

一口に制服の変更と言っても考えるべき事柄は多岐にわたります。軽くとも型崩れせず、着心地の良い生地とはどのようなものか、流行に流されず、しかも現代の若者の体型にあったデザインはどうあるべきか、濃紺といっても微妙な色合いの中でどれが良いのかなどを考えていかなければなりません。

ネクタイのデザインも全くの白紙の状態から考えていきました。ベースの色やストライプのパターンを組み合わせた数多くの要素の中から、幾つかの候補を衣の係で絞り、生徒全員のアンケートによる票で決定されました。
普通は学校で決められるはずの制服までも自分たちで決めるとはユニークに映るかもしれません。しかしそのような場面でも男子部の自治の精神と教育が生きていると言えます。

実は学校生活と寮生活共に、生活に不可欠な衣食住、そして、こづかい帳などのお金の管理に関する経済に至るまで、「衣」「食事」「暮らし」「会計、経済、こづかい帳」といった係の生徒自らの働きよって自治のシステムが成り立っているのです。