男子部学業報告会で発表した「地形模型の作成」グループの生徒の取り組みが、指導をして頂いた測量会社の(株)日測のWEBサイトに掲載されました。
■1月17日掲載「自由学園男子部学業報告会レポート」
株式会社日測WEBサイト:http://www.nissoku.co.jp/topics.html
「地形模型の作成」は男子部中等科・高等科生8名のグループによる自主的な学びで、下記のような動機から、模型作りを学業報告会で発表するテーマにしたそうです。
① 創立者が「眺めの良い土地」を選んで購入したと聞いたこと
② 実際にどの程度の高低差があるのかを知りたいと思ったこと
上の写真が、完成した自由学園の地形模型です。
縮尺は1/500・高さは2.5倍。
現在は、学園図書館の1階閲覧室に展示されています。
学業報告会当日には、模型をご覧になっている来場者の皆さまに、生徒がご説明しました。
女子部の校舎を手前にして見た時の模型。大芝生の先に大きい高低差があるのがよくわかる。初等部の方へ向かう右手の道を「けやき坂」、男子部に向かう左手の道を「もみじ坂」と学園で呼んでいるが、カーブを設けることで傾斜を少し緩やかにした坂が作られている。カーブの先に広がる景観の美しさなど、高低差が学園のキャンパスの佇まいに変化を与えている。
自由学園のキャンパスマネージメント本部が、学園敷地の測量調査を株式会社日測に委託した関係で生徒の学びに関わって頂けることになり、担当者の方から2回にわたってアドバイスを頂きながら生徒たちは学びを深めました。
専門家の方に測量や地図製作についてお話を伺えたことは、生徒にとって大変良い勉強となりました。
担当者の方から、中高生でここまでのことができるとは驚いた、とのお言葉を頂くことができまして、株式会社日測の皆さまにはご指導を頂き、丁寧なレポートも掲載して頂きましたことを感謝申し上げます。