学業報告会/近況 - 自由学園 男子部/東京の私立中学・高校

学業報告会/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

学業報告会

2017年11月13日

本日は、長い期間をかけて準備を積んできた学業報告会の当日でした。開会に先立ち司会の生徒は、「単なる発表で終わらず、双方向での学びあいの場にしていきたい」と投げかけました。

ステージ発表はどれも、9分という限られた時間のなかで自分たちの学んだ成果をお伝えしようとする生徒達の意気込みが伝わってくるものでした。ステージ発表に続いて、会場内の各ブースでポスターセッションが行われました。お客様に自由に移動していただき、その場で生徒との質疑応答が行なわれる形式はとてもスリリングで、会場が活気付くものでした。ポスターセッションの最後には、作曲を課題として取り組んだグループの演奏も行なわれ、多くのお客様から温かい拍手をいただきました。

お昼ごはんを申し込まれた方々には、生徒25名が試行錯誤を重ねてきたランチを召し上がっていただきました。メニューはボストンハンバーグ、シーザーサラダ、カプレーゼ、ティラミス、フランスパン、紅茶、牛乳でした。ホールでは、当日を迎えるまでの過程で学んだことの報告、また食に関連して、世界の麺文化について英語で発表したグループもあり、お食事の時間も豊かな学びの時間になりました。

閉会前には、準備段階から何度も足を運んでいただき、助言をくださった、東京学芸大学大学院の成田喜一郎先生にご登壇いただき、生徒・教員とパネルディスカッションをしていただきました。学びとは何か、表現とは何かといった本質的な問いをその場で深めていく貴重な機会となりました。

お客様がお帰りになり、会場の片付けを終えたあとも、運営にあたってきた6名の生徒は18時すぎまでステージに残り、当日の振り返りと事後処理の打ち合わせを行なっていました。早くも次回はどうするか、という意見も聞かれました。前回、運営の責任者だった卒業生もその場に残ってアドバイスやサポートをしてくれていました。学びが循環していく過程を見て取ることができました。

2年ごとに行なう行事ではありますが、2年後に皆様にお見せできるときにはさらにブラッシュアップされたものにできることを願っております。

本日は、481名のお客様、学内の教職員や生徒学生と、生徒達の学びの成果を発表・共有することができました。お越しくださった皆様、ご関心をお寄せくださった皆様、そして生徒の学びをさまざまな形でご支援くださった皆様、ありがとうございました。(運営グループ生徒)

 

 

 

 

 

 

 

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