午前中4コマを使って男女中高生徒が一堂に会して、2024年度の共学化に向けた話し合いを行ないました。ファシリテーターは林田暢明さん(日本銀行、政策シンクタンクを経て総務省地域力創造アドバイザー。ファシリテーションを通じて様々な地域・企業・教育分野の課題解決に携わっている。)にお引き受けいただきました。
学年も所属も異なる生徒たちが「ワールドカフェ」という方法を用いて話し合いを続けるうちにどんどん議論にのめりこんでいきました。「学校のシンボルとして制服は必要」「制服は大人からの支配の象徴ではないか」「多様性を尊重するなら画一的な基準は不要」といった意見から「社会にどう適合するかではなく自分たちがどんな社会を望むのかを考えたい」という意見まで、様々な声が挙がりました。今後は継続した議論をしたい生徒・教員で検討チームをつくり、今回出てきた意見を中心に方向性を定めます。服装を切り口にしつつ、自分たちはどんな学校をつくりたいのか、本質に向き合う機会となりました。