2月17日、1年間の美術の勉強の成果が発表されました。個人の作品、グループ作品、クラス全員で取り組んだ作品が、初等部の体育館いっぱいに飾られました。
全校で見合う時間は、全校児童のほか、保護者の方が大勢参加してくださいました。まずはじめに美術の大村先生より学年ごとの作品についてお話を聞きました。そのあと、約40年間自由学園の美術教育にご尽力くださった日本画家の滝沢具幸先生に、総評をいただきました。
滝沢先生は最後に、
「僕は初等部の作品が大好きです。絵描きを続けて年を取ったけれど、ずっと初等部の子どもたちのような作品に近づきたいと思っているんですよ。」
とお話されました。
今年で滝沢先生は退職されます。子どもたちの作品をいつも笑顔でじっとご覧になり、食事時間の美術のお話の時は、いつも優しい声で語ってくださった滝沢先生。
長い間お世話になりました。