学びの発表会を終えて ①
【1年「1ねんせいのカタツムリ」】
12月7日、1年生は元気よく発表できました。カタツムリのことをたくさんの人に知ってもらえたことが、一番嬉しかったようです。「ドキドキしたけど楽しかった」「6年生までカタツムリを飼いたいな」と言っていた児童の声が印象的です。
1年生は身の回りにあるたくさんの「ふしぎ」の中からカタツムリを取り上げ、学んできました。月曜日には学びの振り返りを行い、まだまだ知りたいこと、やってみたいことが、たくさん出てきました。1年生の不思議は続いています。
【2年「自由学園初等部ってなに?」発表をする中で成長していく子どもたち】
たくさんのお客さんを前に緊張した様子が見られましたが、発表を重ねるごとに子どもたちの緊張がほぐれていくのが分かりました。声も大きくなり、聞き手のお客さんを見る余裕も出てきました。発表をする中で、成長していく子どもたちの姿がを見ることができました。
9日には、リフレクションを行いました。他学年の発表を聞き、感じたことや疑問に思ったこと、発表の様子などを出し合いました。また、発表会に向け学習してきたことや発表を振り返り、自分自身の変化・成長を感じることができました。最後に「(自分にとって)自由学園初等部ってなに?」という問いを改めて考えました。
【3.4年「水の学び」当日の振り返りの様子】
いよいよ1学期から準備してきた「水の学び」を発表する日が来ました。
3.4年生では、発表会当日も、学びの時間と位置づけ、お客さんと対話しながら過ごしました。「ここ、たくさん聞かれるから、紙に書いてはりたい」「もう、10回発表したよ」「1回目の発表より、声が出るようになって来たよ」「質問がたくさん来たよ」など、発表会の最中にも児童にはたくさんの学びがあったようです。
9日には、個人やグループで、1学期からの「水の学び」や「学びの発表会」を通した自分の成長に目をむける振り返りの時間を持ちました。「説明文を書くのが好きになった」「対話の大切さに気が付いた」「自分で思ったことを言葉や字にして伝えられるようになった」「深く考えるのが好きになった」「答えられなかった質問に答えるためにもっと調べたい」「もう少し対話がしたかった」など様々なことに気づきました。大人からの評価だけでなく、自己評価をすることで、今回の「学びの発表会」がその先にある普段の生活や学びにも繋がっていくと考えています。
ご参加いただいた方々、また、児童と対話してくださった方々、皆様ありがとうございました。