学びの発表会を終えて ②
【5年「食の学び 個からグループへ」
1学期から取り組んできた「食の学び」の発表の日を迎えました。2学期は、グループで話し合いと調べ学習を重ね、訪問先でインタビューをしてまとめ、組の中では中間報告会を行いお互いに聞きあいました。その後、低学年にも聞いてもらえる発表の仕方を考えました。発表内容が減ったグループもありましたが、質問で詳しい話を引き出していただき、やり取りの中で、言いたいことが沢山話せたようでした。
質問に答えられず、もっとよく調べたいと思うことも出てきています。3学期に学習を繋げ、「食で大切なこと」を何度も問い直していきたいと思います。
【6年 「学ぶとは」】
発表会後、「学ぶとは」どういうことだと思ったか、一人一人200字程度にまとめ、全員の「学ぶ」を聞き合いましました。
ある子どもは、次のように書いていました。「学ぶとは、楽しいことが分かった。勉強というとやらされている感があるが、今回の学びをやってみて、自分がやる気になると、楽しんでやることができた。グループの中で、けんかっぽくなったことがあったけど、そのことから、グループで活動するのは、一人一人の性格があるからこそ難しいということが実感できた。そのように、体で実感するのも学びかなと思った。」
初めに頭でそうは思っていたけど、いまいち実感がもてていなかったという人が、最終的に同じ考えにもかかわらず腑に落ちる感覚や皮膚感覚を持てている姿に、今回の学びの意義があったように思います。