【卒業式】
3月17日、初等部の卒業式が行われました。6年教室から元気な声が聞こえてきます。コロナウィルスの影響で在校生は参加しませんでしたが、6年生を送るためにできる限りの準備をしてきました。5年生の作った作品を飾り、全学年からメッセージも集めました。
式の中で高橋学園長から、二つの願い「根っこをもつこと」「翼をもつこと」のお話がありました。大切に育てられた安心できるこの場にいること、新しい場所で挑戦すること、矛盾しているように思われるが、人間には「すべての世界をふるさとにする」ことができるとおっしゃいました。新しい歩みを神様に求めつつ、どこの場所でも優しさの根をはることを続けてほしいという学園長からのメッセージでした。
佐藤部長は、卒業生の６年間を振り返ってお話をされました。共につくった6年間でした。天候に恵まれない時もあったけれど、6年生の明るく受け止められる姿に助けられてきました。6年間の感謝を思い、「過去には感謝、現在に信頼、そして未来に希望」という言葉も贈られました。
練習時間は少し短かったけれど、全員堂々と証書をいただくことができました。未来に向かって自信をもって歩んでほしいと思います。卒業式の後、一羽のサギが卒業生と同じように羽ばたいて行きました。
