3年生 ムギの学習/近況(全学年) - 自由学園 初等部(小学校)/東京の私立小学校

3年生 ムギの学習/近況(全学年) - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育

近況(全学年)

3年生 ムギの学習

2020年11月25日

3年生は、総合学習で「ムギ」について学習しています。

今日は、最高学部の先生であり、自由学園 環境文化創造センターに所属されている大塚先生(専門:自然誌、生物・農芸)と柏木先生(専門:自然誌、植物育種学)に授業をしていただきました。

これまで、ムギからできている身の回りのものや、小麦から作られる食品などについて学習してきましたが、今日は「ムギの穂」や「麦粒」の実物を見せていただき、実際に石臼を使って、粉挽き体験をしました。

子どもたちからは、「実際にやってみると、思ったよりも全然粉にならなくて、驚きました。」といった感想が聞かれました。

自由学園のある東久留米市では、柳久保小麦という小麦を使った地域の特産品が販売されています。また、初等部では週に1度のパン食事の日に、パン工房で作られたパンをいただいていますが、その材料にも地域のコムギが使われています。別日に社会科の授業で、パン工房で働いている方々にインタビューをする予定になっています。

実際の体験を通して、子ども達の関心がどの方向へ広がっていくのか、また学びがどのように深まっていくのか、教師も一緒に学びながら学習を進めていきたいと思っています。

 

↑授業の様子。地図や実物のムギの穂等、いろいろなものを見ながら話を聞きました。

  

↑粉挽き体験の様子。3種類の石臼で粉挽きをしました。

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