2月26日、初等部の体育館で校内展覧会が行われました。
今回はその続きを紹介します。(校内展覧会①は→こちら)
4年生以上は体育館でそれぞれ大村先生より、作品を見ながらていねいにお話していただきました。
4年生は初めて彫刻刀を使い、初等部としてはデザインを版画にするという初めての試みにチャレンジしました。インクを乗せた後どうやって写るか考えながらの作業ですが、とてもきれいなデザインが写し出されていました。
5年生は、主に版画を展示しました。大きな木板には家族リレーの自分を、銅板には虫を描き、版画にしました。それぞれ細かな表情や動きをしっかりと捉えて表現しました。
6年生は、スタイロフォームという特別な素材で、自分達で考えたクリスマスの合作や、現在行っている卒業制作の銅鏡を展示しました。
また、去年にお別れ会で発表することができなかった版画の合作も一緒に展示しました。
高学年は、今までの技術の積み重ねにより、低学年の時とはまた違って、その人の内面にある考え方や思いがたくさん反映される作品になっていくことが感じられました。
今年度は新しい生活様式の中で、美術の時間も試行錯誤しました。しかし限られた環境の中で、また子どもたちの新たな力が引き出され素敵な作品が生まれたのではないかと思います。
今回は児童のみの鑑賞会となりましたが、保護者へは動画を編集し、後日それが見られるようにします。保護者の皆様お楽しみに!