3月9日(金) 中等科3年 百人一首かるたの特別授業/近況 - 自由学園 女子部/東京の私立中学・高校

3月9日(金) 中等科3年 百人一首かるたの特別授業/近況 - 東京の私立中学・高校【自由学園 女子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

近況

3月9日(金) 中等科3年 百人一首かるたの特別授業

2018年3月9日

中等科3年の国語特別授業で今村美智子先生、波多野淳子先生をお迎えして、百人一首かるたの授業をしていただきました。

今村美智子先生は第16期~第19期のかるたクイーンで、現在も山口県のかるた協会でかるたの普及活動に尽力され、近年は「ねんりんピック」の山口県チームの優勝に貢献されています。
今村先生のご息女、波多野淳子先生は学園の卒業生(78回生)で女流選手権、全日本かるた選手権で優勝された実力者です。

最初に先生方が模範試合をしてくださいました。札を払う素早さを初めて間近に見た生徒たちは、息をのんで見つめていました。最近はマンガや映画で競技かるたが広く知られていることもあり、試合の雰囲気を味わってますます興味がわいたようです。
次に10枚の札についてきまり字の覚え方を楽しく教えてくださいました。「ふるさとはみよちゃんですよ。」(みよしののやまのあきかぜさよふけて ふるさとさむくころもうつなり) 「きりは『ム(霧)』と読みますからむと覚えましょう。」(むらさめのつゆもまだひぬまきのはに きりたちのぼるあきのゆふぐれ)このようにして、ものの10分で10枚覚えてしまいました。その後覚えた10枚を含めた20枚(五色かるた)を使って2人1組の対戦形式で練習しました。

最後は楽しいお坊さんめくり(「お坊さんめくり」企画販売 禄禄商会・販売元 大石天狗堂)。いわゆる坊主めくりに天狗の札を加えた101枚を使って、坊主めくりに更にルールを加えて遊びます。各グループの優勝者には景品もあるということで大いに盛り上がりました。

今村先生、波多野先生からは競技かるたを長年続けてこられた中で経験された貴重な体験、卒業生として今思うこと、などのお話も伺いました。
競技かるたの「本物」を知る素晴らしい時間を過ごせたことに感謝しています。

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