中等科2、３年は特別授業として「命の授業」を行なった。麻の実助産所の土屋麻由美先生をお迎えし、２時間続きで「性」と「命の誕生」などのお話を伺い、後半の時間ではグループワークをした。
一体どんなお話になるのか、とやや身構えた雰囲気で始まったが、紙芝居形式のお話に引き込まれて真剣に聞き入っていた。グループワークでは、4人一組でお題が与えられ、ポストイットに意見を書き出した。初めはためらっていた人も、自分のことに近づけて考えたり友達と想像をしながら活発な時間を過ごした。
性の多様性についてや、自分の意見を持つ大切さを考える貴重な時間となった。「人に相談できる力」も大事であること、「やりたいことと責任」についてのお話には、授業の枠を超え、生活との結びつきにも気がつくきっかけとなった。
