2月17日 選択クラス「木工ろくろ」ウッドターニング/「選択クラス」の様子 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

2月17日 選択クラス「木工ろくろ」ウッドターニング/「選択クラス」の様子 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

「選択クラス」の様子

2月17日 選択クラス「木工ろくろ」ウッドターニング

2020年2月29日

担当講師は、伊藤真穂先生。マホルツ(maholz)工房代表、ドイツでウッドターニングを修業。

サポートは、中村祐二(LAスタッフ)。生徒は、現在5名。

講義は、年8回、5月から1月まで月一回月曜日(10:00~16:00)。

目指すのは、用いる道具や機械の理解。それに、刃物の当て方などの基本技術の習得。木の感触や香りを味わいながら、ろくろ細工の幅広い可能性を知る。

木工室のドアを開けると、シュルシュルと木を削る音が聞こえる。木工旋盤の前で受講生が真剣に刃(バイト)を握り削っている。大きな異音がすると、「あっ!」と言って受講生の一人が旋盤を止め、しかめっ面をする。作品を傷つけたか、時として木が割れてしまうこともある。

「木工ろくろ」とは、ろくろ(旋盤)に木を取り付け回転させ、刃を木に当て切削して作品を作ること。ろくろのパワーと回転数、削る木と刃の種類を選択し、自分の思い描いた形に切削した後、仕上げをする(やすり掛け、オイル塗布等)。
初心者はボールペン作りを通して、基本的なことを学ぶ。その後は自分の作りたいものを先生と相談しながら制作する。例えば器類、アクセサリー、コマ、時計等。

伊藤先生いわく「角材が主体の木工ですが、丸いものを木で作りたいとの要望があり、このクラスが3年前に立ち上がりました」

休憩時間には失敗を重ねて出来上がった「自分一人の世界に一つだけの作品」を見せ合いながら、先生を交えて皆で楽しく語り合う。

年に一回開くLA祭には、ペン、ペンダント、キーホルダーなどを出展販売し、ワークショップでは来場の皆さんに「木工ろくろ」を実習してもらう予定だ。(山岸、納富)

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