11月16日の土曜日、秋晴れの中、緑ヶ丘校舎で2回目になる2024年度「LA祭」を盛会の内に終えました。/「みんなの日」の様子 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

11月16日の土曜日、秋晴れの中、緑ヶ丘校舎で2回目になる2024年度「LA祭」を盛会の内に終えました。/「みんなの日」の様子 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

「みんなの日」の様子

11月16日の土曜日、秋晴れの中、緑ヶ丘校舎で2回目になる2024年度「LA祭」を盛会の内に終えました。

2025年11月11日

 今年度の実行委員会では、LA祭に『祈りあれ、空高く』と言うスローガンを掲げました。元旦は能登半島に地震が襲いました。復興途中に、豪雨による甚大な被害を受けました。世界に目を向けても、戦争・内戦・民族間の紛争が絶えません。争いのない平和な世界になるよう『平和の鳩プロジェクト』を立上げました。LA生、来場者による祈りを書いた羽を、ウォールアートの鳩の胴体に付けて羽ばたく鳩を完成させ、多くの人の祈りを託しました。

(このウォールアートは、LA祭後、東久留米駅の市民ギャラリー作品展示コーナーに1週間展示しました。)

 今回はLA祭初の試みとして、羽仁吉一先生が讃美歌380番に歌詞をつけられ、初等部の校歌とされている『かかげよ旗を』をLA学生一同で斉唱して始めました

ステージ発表は、オカリナによる懐かしい曲に優しい音色をのせた演奏、コーラスの練習を重ねた力強い歌声、パリコレにも匹敵する着物リメイクによる華麗なファッションショー、中国伝統の身体・心・精神のエネルギーを最適化する気功による実演、各家族の紹介やマジックショーが繰り広げられました。また新設講座の授業内容や受講した感想など、発表を会場一体となって楽しみました。

パネルコーナーでは、各クラス、はたらき隊、自主活動グループの活動を写真と共に紹介。活動内容の説明、作品作りの苦労ばなし、難しさを超えて得られる楽しみなど、関係者による語りも繰り広げられた有意義な交流の空間でした。パネルの内容を陳列された作品と照らし合わせ、興味を深めている姿も多く見受けられました。

また創作活動を行うクラスやグループによる作品の販売も行いました。そして今年度は、最高学部生の起業による商品の販売もあり、若い力とのコラボレーションに刺激をもらいました。

リビングアカデミーに集まる学生は年齢の幅も広く、多様な経歴を持つ人々の集まりです。各人が扉を開き、未知の集まりに希望や期待を抱いて集まります。その中で自分が役に立てる場所を見つけ、新しい事に挑戦しながら輪を作っていきます。いくつになっても仲間は出来る、いくつになっても学び続けられる。その学びが一年に一度、集結され発表されるのが「LA祭』です。LA祭が次に、また次にと繋がる事を願ってやみません。

                                   LA祭実行委員 花澤 永

学園新聞第748号掲載

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