修業式が終ると、講師の先生方や事務局スタッフへの「謝恩会」。この季節、あちこちの学校で開催されますが、リビングアカデミーの謝恩会は、ちょっと特別です。
場所は、ふたたび初等部の食堂へ。壁には、子どもたちの描いた絵や「6年生 今までありがとう」といった文字が貼られているので、私たちも昔にもどった気分です。まずは講師の先生方から、この1年間を振り返る言葉をいただき、次に各クラスの代表から花束をさしあげました。リビングアカデミーの選択クラスの場合、1年間に何十回と集まったり一緒に旅行したりすることもあるなど、先生と学生との“きづな”は特別なのです。
それから、お茶で乾杯。自由学園パン工房手作りのカップケーキなどをほおばりながら歓談しました。（お酒は夕方の二次会で・・・） その間も、学生有志の合唱や独奏・独唱が続きます。この1年間の練習の成果です。
やがて楽しい時間も過ぎ、お開きの時刻が迫ってきました。その前に、学生の代表数人が立って、感謝の言葉と1年間の思い出を語ることにしました。万感の思い出についつい話が長くなってしまう人、家庭のことに触れて笑いを取る人、個性派ぞろいです。さまざまなキャリアの人が、それぞれに個性を発揮しながら、みんなで一緒に楽しむこと。それが45歳以上の学校、リビングアカデミーの特色です。
そうそう、忘れてはいけません。最後は、この1年間、私たちのためにいろいろと考え、駆け回ってくださった事務局スタッフへの記念品贈呈です。ささやかですが、みんなの感謝の気持ちがこもっていました。
