JIYUGAKUEN 100th ANNIVERSARY
募金状況のご報告(2025年3月26日現在)
申込金額 7億5,764万円
申込件数 4,274件
募金総額 7億4,810万円

理事長 村山 順吉

「募金にご協力いただき
ありがとうございました。」

創立100周年を迎えた自由学園に皆様がお心を寄せて下さり、100周年記念募金へのご寄付の形でお気持ちを表してくださいましたことに、深く感謝を申し上げます。ご寄付は、創立以来引き継がれてきた学園の教育理念と実践を大切にしつつ、今の時代にあって、さらに将来に希望を抱きつつ具現化するための校舎改修をはじめとする学びの環境を整えることに使わせていただいております。
皆様には、現在地球規模で混迷する世界情勢の中において、自分の命の使いどころを見極めながら社会に全力を注いでいく若い人達が育ち続ける自由学園の歩みを、今後も力強くお支えいただきますよう、心よりお願い申し上げます。

募金委員長 塙 健司

「感謝のご挨拶」

自由学園創立100周年記念募金の活動は、コロナ禍の2020年9月より始まり、2025年3月末日に終了しました。活動に当たっては、自由学園の100年への感謝と次の100年への大きな希望に対するお気持ちを寄付という形にして、学園に連なる方々全員をもってお届けすることを目標としました。結果として、4,200人超から7億5千万円を超える真心のこもった尊いお気持ちをいただきましたこと、心より感謝を申しあげます。
お陰さまで、希望に満ちた次の100年に向けての最初の一歩である中・高の共生共学のスタートを大きく支えることができました。
ご寄付は、急がれた全校のICT設備の充実に加え、旧男子部体育館の中等部ラーニングコモンズへの改修、旧女子部校舎の高等部校舎への改装に活用させていただき、いずれも歴史的にも貴重な建物を新しい学園の学びの場に活かすことができました。今後は、教職員の研修・育成、生徒の育英基金、羽仁先生記念館の整備に使わせていただく予定です。
今回与えられた素晴らしい学びの環境の中で、社会を良くする気概溢れる若者が育っていくことは、日本のそして世界の希望の光となりましょう。皆様方には、学園の更なる成長を見守っていただくとともに今まで以上のご支援を賜りますように心よりお願いを申し上げます。

募金期間満了について

自由学園 創立100周年記念事業募金は、2025年3月31日を持ちまして募金期間を満了いたしました。ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。

100周年記念事業について

自由学園100年史の出版

自由学園100年史表紙

創立100周年を迎えた2021年、12月1日に『自由学園一〇〇年史』を刊行いたしました。
自由学園の教育のいのちを未来につなぐために、学校改革と共に最も重要な取り組みとして進めてきたのが『自由学園100年史』の編纂です。2010年に編纂準備委員会が発足してから資料調査を積み重ねた上で、編纂委員会を立ち上げて、多くの方々のご尽力の下、編纂に取り組み完成いたしました。

書名:『自由学園一〇〇年史』自由学園100年史編纂委員会編
発行:自由学園出版局
発売:婦人之友社
仕様:A5判 本文800頁縦書き(カラー16頁)上製カバー 9,900円(税込)

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主な構成

第Ⅰ部 総論 自由学園100年の歩み
第Ⅱ部 各部の教育(女子部・初等部・男子部・幼児生活団・最高学部)
第Ⅲ部 学校から社会へ(12の活動を紹介)
第Ⅳ部 総括 次代にむけて(仮)
第Ⅴ部 年表・資料・索引

デジタルアーカイブ『自由学園100年史+』

自由学園100年の歩みを表す歴史的資料、『自由学園100年史+』を公開いたしました。 いずれも多くの新資料に基づくもので、双方を合わせて自由学園の足跡と現在、そして未来への展望を、多面的にご理解いただける内容となります。あわせてご覧ください。 特設サイトはこちら

「100人の卒業生+」
プロジェクト

独自の人間教育に取り組む自由学園の教育の価値が一体どのような実を結んでいるのか、卒業生の生き方を通じてご紹介しています。
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