最終更新日 2012年1月22日

東日本大震災 自由学園支援活動ニュース

東日本大震災で被災された方々のために、少しでもお役に立ちたいと考え、支援活動を続けています。 自由学園の生徒・学生の活動や、創立者を同じくする婦人之友社、全国友の会との3団体での活動の様子をご紹介します。

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掲示板NEWS 特別号

 震災支援活動に関する記事を掲載しています。震災支援活動センターから発信し、自由学園教職員、協力会委員を中心にお送りしているものです。写真も載っていますのでどうぞご覧ください。

掲示板news最新号 No.18 (2012年2月2日号)
No.17 (2012年1月23日号) No.16 (2011年12月22日号)
No.15 (2011年12月21日号) No.14 (2011年11月26日号) No.13 (2011年10月3日号)
No.12 (2011年10月3日号) No.11 (2011年9月2日号) No.10 (2011年8月19日号) 
No.9 (2011年8月5日号) No.8 (2011年7月31日号) No.7 (2011年6月15日号) 
No.6 (2011年6月14日号) No.5 (2011年6月4日号) No.4 (2011年5月25日号) 
No.3 (2011年5月18日号) No.2 (2011年4月23日号) No.1 (2011年4月13日号)

 3団体の支援活動の様子は、『学園新聞』(自由学園出版局発行)、『婦人之友』(婦人之友社発行月刊誌)、『友の新聞』(全国友の会発行)でも紹介しています。


救援活動 目次 
…初等部  …女子部  …男子部  …最高学部 
…父母  …教職員  OB…卒業生  F&T…婦人之友社・友の会

子どものパジャマ120人分 
「輪雑巾」400枚    
エプロン100枚を製作。さらに追加で300枚製作中。    
木工製品    
コンコンブル2,000本とノート500冊    
心のケアに、タッピング・タッチの試み    
子どもたちへ本を贈る活動 OB 
東北の物産を購入し、生産者を支援(全校) 
冬物を中心に物資を集め、仕分け分類して現地へお送りするOB地域住民の方 
冬を前に、毛布100枚、コタツ布団30セットをお送りするOB
学園の地域の支援バザーに参加 
東久留米市民プラザ祭りで支援活動についてパネル掲示
非常時に気をつけること 水・低体温症・感染症など  
募金の状況・使途 OB 

岩手県での活動
現地に調査チーム派遣 F&T   
最高学部生が自ら組織をつくり活動開始    
中古車を購入。再び被災地へ。      
(第1回救援活動)岩手県大槌町での活動 炊き出し・支援物資・小学校再開への掃除F&T 
(第2回救援活動)岩手県大槌町での活動・炊き出しF&T 
最高学部生の支援活動の様子が岩手日報に掲載されるF&T 
(第3回支援活動)岩手県大槌町の仮設住宅での手仕事、避難所での青空市
300人分の炊き出し F&T 
(第4回支援活動)岩手県釜石市・大槌町での仮設住宅訪問・青空市
(第5回支援活動)岩手県釜石市・大槌町での仮設住宅訪問・子ども会・青空市

宮城県での活動
宮城県での支援活動の展開を検討 F&T 
石巻市で子ども会をひらく 
卒業生の現地での活動OB
現地の小学校とつながりを 運動着やハンカチなどをお届けする  
小学校に手作りの運動着袋 

福島県での活動
福島・郡山友の会を訪問 OB


エプロン100枚を製作、追加でさらに300枚を製作中 (最高学部)

 最高学部では女子学生が中心になり、エプロン100枚を製作し、完成したものを仙台へ送りました。
  仕上がったエプロンは、ステンシルで作った手作りのカードを添えて1枚1枚袋詰めしています。
 さまざまな柄があり、被災地で開いた青空市でも大変人気があるとのこと。
 さらに他の地域からも要望があり、盛岡、郡山、福島に向けて、現在追加300枚を縫っています。


現地の小学校とつながりを 運動着やハンカチなどをお届けする

 仙台在住の卒業生小山厚子さんが支援活動の中でつながりを持っている石巻市相川地区の方々が、小学生用の運動着などがなくて困っておられるという情報をいただきました。 相川地区では、小学校が津波に襲われ、現在は橋浦小学校に、相川小学校、吉浜小学校が同居して、3校の生徒が1つの小学校で過ごしています。 初等部の教師が現地の小学校と連絡を取って、支援を進めることにしました。ジャージの色は、海の色を表すブルーがよいとのご希望でした。
 日頃学園でお世話になっているスポーツ用品の高田スポーツ店が、利益なしで協力してくださり、すでに新年度が始まって調達が困難な時期でしたが、小学生用のジャージ上下、体操シャツ、体操パンツ99セットをそろえることが出来ました。 現地にお届けしたところ、その後子どもたちがその運動着を着て、元気に運動会が行なわれたという嬉しいお報せが届きました。

 また、亘理郡亘理町の長瀞小学校には、ハンカチ546枚をお届けしました。これは、初等部の子どもたちが集めたもので、自分のお小遣いで買うなど、新品を皆で持ち寄ったものです。

 現在初等部では、現地の方々から要望のあった、子どもの水筒の準備、裁ちばさみを集めて送ること、幼稚園や保育園のこどもの、ままごと用のエプロンを作成して送る準備を進めています。 エプロンの作成など、父母の方々も協力して下さっています。


小学校へ手作りの運動着袋

 小学校で使う運動着袋を手作りして仙台へお届けしました。生徒、父母が手作りし、さまざまな柄の運動着袋が100枚以上集まりました。
 どのようなものかは、こちらでご覧下さい。


冬物を中心に学園で物資を集め、仕分け分類して現地へお送りする

 被災地が厳しい冬を迎えるのに際し、少しでも暖かく過ごしていただくために、冬物衣料を中心に支援物資をお届けしました。 被災地では届いた物資を仕分けする作業も大変とのこと、初等部教師会が呼びかけて、学園関係者をはじめ近隣の皆様にも支援物資の提供をお願いしたところ、 沢山の物資が届きました。初等部体操館にて有志の方々による仕分け作業が行われ、整理された支援物資は段ボール74箱分になりました。
 男子部卒業生が運搬を引き受け、11月1日に仙台に届けられ、全国友の会の方々により、郡山、気仙沼、仙台、釜石、大槌、その他で配布されました。


冬を前に、毛布100枚、コタツ布団30セットをお送りする

 冬物の物資を集めた時に、新品の毛布100枚とコタツ布団30セットも義捐金で購入してお送りしました。 布団店を経営している男子部卒業生北沢氏のご好意により、二枚重ね毛布のよいものを、安い価格で購入することが出来ました。 現地での配布は、友の会の方がして下さいました。


卒業生の現地での活動

 東北在住の卒業生は、仙台を中心に男女とも連絡を取り合って、独自に、あるいはグループで救援活動を繰り広げています。集まった義捐金の一部を託し、学園から活動の援助をすると共に 3団体の活動のための情報提供を始め、現地との仲介他、3団体の救援活動がスムーズに行くために、協力をしてもらっています。
 また、東京他別の地域に住む同学会員(男子部卒業生)の中から、現地での活動にボランティアで参加したいという申し出がありました。 それを受けて、同学会ではそのような方々をボランティア登録し、友の会や卒業生からの要請により現地に行き、車による物資運搬、炊き出し等を手伝うという体制を整えました。
さっそく現地からの依頼を受けて、7月1日に石巻市で友の会が行なう炊き出しに合わせて、男子卒業生3名が向かうことになりました。


(第2回救援活動)岩手県大槌町での炊き出しなど

 5月25日(水)から29日(日)の予定で、最高学部生(女子4名、男子2名)と教員2名が岩手県で救援活動(第2回目)をします。
26日(木)は盛岡友の家で、友の会の方々と救援物資の整理をし、27日(金)には、釜石市の上中島の避難所や仮設住宅を訪ね、友の会の方々と一緒におこわや集めた物資をお届けしたり、仮設住宅のドアのところに目隠しにのれんを取り付けたりしました。
 28日(土)は、大槌町の赤浜小学校にて、青森友の会が下準備をして下さったカレーライスの炊き出しをします。雨になったので室内に集めた雑貨類ほかの物資も広げて差し上げる予定です。
 今回、学園からは卒業生から寄せられた子どもたちへの本を現地へ運びました。上中島の避難所にお届けした他、大槌町の避難所となっている赤浜小学校でも本を差し上げます。


最高学部生の救援活動の様子が岩手日報に掲載される

 釜石市上中島での最高学部生の救援活動の様子が、5月28日付の岩手日報に掲載されました。
 ドアを開けると奥まで見えてしまう仮設住宅では、玄関にのれんを取り付けることが大変喜ばれています。友の会が集めたのれんを、最高学部生が取り付けました。
 仮設住宅にのれんを取り付ける活動は、阪神大震災の時にはじめたものです。


(第3回支援活動)岩手県大槌町の仮設住宅での手仕事、避難所での青空市など

 6月23日から27日まで最高学部生男女6名と教師が友の会の方と活動しました。暑くなってきたため炊き出しは出来なかったので、大槌町を中心に、友の会で集めた座布団ほか物資の青空市、仮設住宅への物資の配布やのれんの取り付け、手仕事などをしました。
 今回支援に伺ったところ…かみよ稲穂館避難所(青空市)、吉里吉里中学校仮設住宅・上中島仮設住宅(手仕事・のれん取付等)平田地区雇用促進住宅(青空市)、昭和園仮設住宅(手仕事、のれん取り付け、物資配布等)
 日を改めて2回伺ったところもあります。


(第4回支援活動)岩手県釜石・大槌の仮設住宅訪問・青空市

 7月21日から25日まで最高学部生男女6名と教師が友の会の方と活動をしました。盛岡到着日と翌日は、友の家に集められた支援物資の整理、ステンシルでメッセージカードの作成をして準備をしました。
 2日目には、自由学園の卒業生でミヨシ石鹸社長の三木晴雄氏より、支援活動のためにとご寄贈いただいた新車の2トントラック、原付バイク、自転車と沢山の洗剤、石鹸、シャンプーなどが届き、さっそく今回の活動の中で使用させていただくことになりました。
 あとから三木氏もいらして下さり、学生にも大変刺激となるよいお話を伺うことが出来、感謝しました。
 3日目に釜石に移動。その後2日間で支援に伺ったところは大槌吉里吉里仮設団地(手仕事の会)、大槌第7仮設団地(小青空市)大槌第6仮設団地(小青空市、のれん取り付け)、大槌の小槌第8仮設団地(大青空市)
 最も大きい青空市は小槌第8仮設団地で開きました。新トラックなどで運んだ物資を約1時間かけて並べたところ、会場には長い行列ができました。タオルケットや夏物衣類などをはじめ、手作りの品物、石鹸類など大変喜ばれました。物資は熟考の末、被災者の自立を考え、前回から無料ではなく10円から100円の値段をつけて販売することにしています。
 毎回の青空市開催の告知や場所の設定などは、元大槌町総務課長の碇川豊氏のご協力により実現できています。 
 仮設住宅訪問中にも震度5の地震がおこりました。大槌町では瓦礫の撤去が進んだところもありますが、国道からはなれたところでは、まだ手付かずの場所も残っています。学生たちも大変な被害を受けた地に実際に立ち、多くのことを感じたようでした。


(第5回支援活動)岩手県釜石市・大槌町の仮設住宅訪問・子ども会・青空市

 8月18日から22日まで、最高学部生男女6名と教師が友の会の方と支援活動をしました。
 19日は盛岡友の家にて翌日の活動のための準備をし、20日は釜石に移動。午前中に大槌町の仮設住宅で子ども会をひらきました。
 ペットボトルを利用したボーリング、ダンボールの魚つり(裏にお菓子がついている)、うちわ作り、折り紙を用意したところ、 約20人の小学生と保育園児が集まってきて、皆で楽しく過ごすことができ、子どもたちとの交流もできました。
 午後は、赤浜地区仮設住宅にて支援物資の配布をしました。
 翌21日は、釜石市鵜住居(うのすまい)地区の仮設住宅で、青空市(一部有料)を開きました。
あいにくの雨となりましたが、ブルーシートで簡易テントを張って、盛岡から2トントラック「みちのく2号」で運んできた物資を広げたところ、 多くの方が集まっていらっしゃいました。
衣類、食器、お鍋、洗濯石鹸など、中でも座布団、毛布、タオルケットは大変喜ばれました。岩手は8月とは言え、天気の悪い日は寒くなります。 9月にはもっとあたたかい寝具や衣類が必要と思われます。
 今回は自由学園女子部(中等科・高等科)の生徒たちが縫った子供用のパジャマもお届けしました。学年に応じて、中等科1年は主にボタン付けをするなど、学年を越えて協力して縫ったものもあります。サイズもあり、柄も種類があるので喜ばれ、 皆さん選んでお持ちになりました。
 今回も、仮設住宅の入口にのれんを取り付けることは、とても喜ばれました。


東北の物産を購入し、生産者を支援

 仙台在住の卒業生小山厚子さん(婦人之友社編集員)の紹介で、東北の農漁家を支援するため、安全な生産物を直接取り寄せました。
震災前に収穫した貴重な若布もあり、全校で昼食でいただいて、東北をより身近に感じることができました。
新鮮なセリ、塩蔵わかめ、すき昆布、海苔、干し椎茸、調味料などは、5月22日(日)に学園で開かれた「春のイベント」でも販売したところ、多くの方がご協力くださいました。 義捐金も含めて売り上げは全て生産者へお送りします。
この支援については学園内の「食糧部」が中心となっており、東北の食材の現金売りは現在も続行しています。(食糧部は学園各部厨房で作られる食事のための食材の購入等々を担当している部署。)


地域の支援バザーに参加

 5月15日(日)に自由学園のある東久留米市の南部地域センターと周辺の町の自治会などが主催する被災地支援バザーが開かれ、自由学園も参加しました。
 地域の住民が衣類や日用雑貨、野菜などの生産物を持ち寄ってバザーを開き、収益は全て赤十字社に寄付するということで、 自由学園からは、最高学部生の農芸グループが、日頃丹精している花々などや、パン工房製品を販売したところ完売し、3万円を寄付することができました。
 農芸グループが販売したものは、花束(カラー、金魚草、スターチス、キンセンカ、カイザイクなど)、蕗、ダリアの球根、ビオラの鉢です。
 パン工房からは、東北の生産者を支援するために取り寄せたセリを入れて、ベーコン、チーズなどと一緒に焼いた、新しい種類のパンも用意し、通常の食パン、菓子パン類と共に販売しました。  


東久留米市民プラザ祭りで支援活動についてパネル掲示

 7月31日(日)に東久留米市庁舎の市民プラザで開かれた夏祭りで、東久留米の市民や団体が行なっている支援活動について掲示するコーナーが作られ、担当の方からお誘いいただき自由学園の支援活動についても掲示しました。
 最高学部の震災支援活動のチームが内容を考え、「―なぜこんなことが、ではなく、今何ができるかを問うとき―」「微力ながらも無力ではない」というタイトルをつけ、学園各部でこれまでしてきた活動について、写真と説明を入れて模造紙大に印刷して掲示しました。 
 いらした方の中には、自由学園の活動について関心を示してくださった方もあると聞き、地域の方に知って頂くよい機会となりました。


子どものパジャマ120人分を製作(女子部生徒)

 女子部(中等科・高等科)では、被災した子どもたちのために、現在パジャマ120人分を製作しました。
購入した布や、家から持ち寄った布、西宮友の会から頂いた布を用い、裁断から仕上げまでを全学年で取り組んで縫いました。普段は自分の服をひとりで縫い上げていますが、このパジャマは学年に応じた作業をするなど、皆で協力して縫うことにしました。 型紙は「全国友の会」考案のものを活用しました。着心地のよいものができるようにと心をこめて縫いあげました。
 パジャマには、ステンシルをして生徒からのことばを書いたカードを添えました。カード作りは、男子部の生徒でかかわった人もいます。
 岩手県の仮設住宅でひらいた青空市に出したところ大変喜ばれ、サイズや柄もいろいろあるので、皆さま選んでお持ちになりました。


「輪雑巾」400枚を春休みに縫う(女子部生徒)

 女子部(中等科・高等科)では、春休み中に家で輪雑巾を縫って持ち寄ったところ、400枚集まりました。たたみ替えると沢山の面で掃除ができて、干す時には乾きの早い輪の形に縫ったものです。
被災者の方々が仮設住宅に住まわれた時などに、活用していただきたいと考えて作りました。
 盛岡友の会に届けたところ、こういうものは大変嬉しい。必要な方は大勢いらっしゃるし配る先も沢山ある。いくらでも使うことができるのでありがたいと喜んでくださいました。


木工製品をつくる(男子部生徒)

 男子部(中等科・高等科)では、生活に役立つ木工製品をお届けしたいと計画中です。阪神淡路大震災の際には、すのこ、踏み台等々を仮設住宅で使っていただけるように作成し、喜ばれました。どのようなものがお役に立つのかを研究の上、作成する予定です。


300人分の炊き出し (友の会の活動に、学園関係者が協力)

青森在住の女子部46回生・武田しげ子さん(青森友の会)と、岩手県岩泉町在住の男子部36回生の八重樫芳令さん親子(息子さんは男子部高等科1年)が、青森、八戸、盛岡友の会の皆さんと一緒に、被災地である岩手県大槌町で300人分の豚汁の炊き出しをしました。神戸からは、阪神大震災の経験を持つ友の会員もかけつけました。炊き出しのためのプロパンガスや災害用の炊き出し鍋などの器具を提供してくださったのは男子部高等科卒業の青森の白鳥五大さんで、トラックで運搬もして下さいました。 被災者のみなさんは大変喜ばれ、中には涙を流して賞味してくださった方もおられたそうです。友の会で集めた下着や雑貨なども広げて、みなさんに差し上げました。
 この炊き出しの様子は、NHKテレビの番組「あさイチ」で紹介されました。


非常時に気をつけることの情報 水・低体温症・感染症など (最高学部教師)

 今回の地震で避難所で生活をしている人たちのために、日本登山医学会のHPではメッセージを発信しています。 日常の生活ではない極所で注意しなければならない医学的な問題を多くの人に知ってもらうためで、「避難所での水について」は自由学園最高学部教師の夏井正明が書いています。
      日本登山医学会のホームページ

 尚、夏井正明は、毎日新聞のインタビューにも水の扱いについて答えています。
      毎日新聞 4月10日  毎日新聞 4月8日


現地に調査チーム派遣

 4月8日より、婦人之友社、全国友の会の担当者と一緒に、自由学園教職員が盛岡、仙台に実情の視察に行きました。義捐金をお持ちした他、自由学園で作ったコンコンブルと、自由学園消費組合製のノート500冊を運んでいきました。
 3団体による現地視察の報告は、掲示板news No.2 をご覧ください。


コンコンブル2,000本とノート500冊

 現地への調査チームは、被災地へコンコンブル2,000本と自由学園消費組合製のノート500冊を届けました。
 コンコンブルとは、フランス語できゅうりのこと。自由学園パン工房で作っています。スティック状の乾パンの一種でわずかな甘味があり、おやつ、おつまみ、保存食として人気の商品です。
 今後コンコンブルを、さらに研究して栄養の面でもさらによいものにしたいと考案中です。


最高学部生数名が自ら組織を作り、活動を開始

 最高学部(大学部)の学生数名が、大震災発生の翌日に救援活動について考え始め、支援グループを発足させました。 義捐金の呼びかけから始め、春休み中には調査、被災地での救援活動を体験。4月の始業式では、女子部、男子部、最高学部の中等科以上全員に向けて、それまでの活動を報告し、これから各部でも組織を作って一緒に救援活動について考えを出し合い、教師とも相談しながら実践していこうと呼びかけました。
4月下旬から5月始めにかけて、盛岡を足場に教師4人と学生6人が被災地を訪ね、炊き出し等救援活動や情報収集をしてくる予定です。


中古車を購入。再び被災地へ。

 救援活動に使用するため、中古車を購入しました。連休前後に学園の教師と学生が被災地に向かう時から使用しています。
 「みちのく号」と名付けました。どのような車かは掲示板news No.2でご覧ください。


(第1回救援活動)岩手県大槌町での活動  炊き出し・支援物資関係・小学校の掃除

 4月27日から5月2日までの予定で、教師4名、最高学部生6名(男子2名、女子4名)が救援活動のため岩手県へ行った。
 前後2日は車での移動日とする実質4日間で、盛岡友の会を中心に、婦人之友社とも協力して活動する。
 車に学生が縫ったエプロン、パン工房製のコンコンブル、その他食器類などを積んで出かけた。
 現地では、いまだ余震が続いている。

4月28日(木) 即席漬け作り・支援物資の整理梱包 
 盛岡友の家で、被災地に届けるために集めた生活雑貨類、食器、鍋などを整理。梱包して車に積み、翌日に備える。
 女子学生は、友の会の方々と、キャベツ、きゅうり、人参などをきざみ、350食分の即席漬けを作った。

4月29日(金) 支援物資をとどけてお持ちいただく
 大槌町は前回行った時に比べると瓦礫が少し整理され、道が確保されていたが、まだまだ津波の被害の残骸がそのままとなっており、大変な状況。
 岩手県大槌町の避難所となっている桜木町保険福祉会館に行き、庭先で集めた物資を青空市のようにして、皆さまに取っていただいた。
 昨日作った即席漬けもお配りした。
 活動のために泊まる場所は、友の会の方が提供してくださる。

4月30日(土) 豚汁300人分の炊き出し・小学校再開のための掃除
 大槌町の吉里吉里小学校にて300人分の豚汁の炊き出しをする。
青森友の会がきざみもの、下茹でなどの下準備をして下さった。白鳥さんが前回同様にプロパンガスと大鍋等の器具を提供。材料も運んできてくださる。 それを盛岡友の会4名の方と共に、学園から行ったものが豚汁に仕上げて召し上がっていただいた。

 避難所には130名がいらっしゃる。在宅避難者の方々にも声をかけた。残っていた食器や鍋等雑貨類もおわけする。食材などは流通しているので、在宅避難者は鍋を喜び、少しでも自分で生活していけることに希望を見出すこともできるようだ。
 家や持ち物全てを失った方々は大変だ。小学校を再開するため、被災者の方々の避難所は場所を移すことになり、自衛隊が来て荷物を運ぶことなどをしていた。
 午後から学園のものは、小学校再開の前の大掃除を手伝う。

5月1日(日)
 新生釜石教会の掃除をし、10時半から日曜礼拝に参加。この教会も津波を受けた。
 倒れたブロックの片付けや、枯れ木を切り、なたで割って沢山まきを作る。学園で日頃樹木の手入れなどをしていることが役立つ。
   女子学生は、教会でボランティアをしていらっしゃる方の分も含め、昼食、夕食作りもした。

5月2日(月)
 朝7時に釜石を出発。釜石中心部は今も停電。信号もつかない。
 しかし、道路は2車線を確保できるよう、がれきの処理が進んでいる。
 午後2時過ぎに学園に到着。6日間の活動を通して、学生達はよく働くことができた。


子どもたちへ本を贈る活動 (女子部卒業生会・男子部同学会)

 自由学園卒業生の団体である女子部卒業生会と同学会は、義捐金に協力する他に、子どもたちへお送りする本を集めることにしました。
 5月10日から受付始め、6月末で締め切りました。ご協力下さった方は108名、3409冊の本が集まりました。
 届いた本は協力会のボランティア、図書館職員、図書グループの生徒・学生の協力を得て、分類、箱詰めをして、被災地へ救援活動に向かう際に車で運びました。

 第1弾として、大小合わせて19箱分の本を、車で岩手の盛岡友の家まで運びました。
 5月25日に出発した最高学部生と教員は、避難所にお届けしたり、大槌町での炊き出しの際の青空市で、本を選んでいただくなどしました。
 本の支援については、大槌町でお世話になっている碇川豊氏も協力してくださっています。
 第2弾として、6月5日には、これから救援活動を展開していく仙台にも本を運びました。
  盛岡友の会からの情報で、遠野市の遠野文化研究センターが、陸前高田と大槌町で、小中学校などの図書館22館が被災したことから、 100万冊を目標に献本を呼びかけていることがわかり、第3弾としてこちらへも本をお届けすることにしました。6月24日に盛岡友の会に預けていた8箱も含めて、18箱分の 本を届けました。
 その後、福島友の会から仮設住宅の集会所のために幼児や小学生のための本や辞書があるとよいとのお話があり、そちらへ2箱お送りし、 その他最後に集まった本は、すべて遠野文化研究センターにお送りしました。
 盛岡での救援活動の際、遠野文化研究センターに寄った所、事務局長小笠原様、事務局次長石田様が丁寧に案内してくださり、 神奈川大学生がボランティアで届いた本を整理しリストを作っている作業場所なども見せて下さいました。膨大な数の本が届いている中、ちょうど学園からお送りした絵本の箱も届いたところで、確認ができました。 学園からの本は、種別に整理されている点を喜ばれました。
 今後岩手県内の学校の図書館をはじめとして、公立図書館等々に順次配布していくそうです。ただ、図書館の建物が津波により破壊されてしまい、すぐには届けられないところも多いそうです。 まずリストを整理して、さらに必要な本をしぼって本の募集をしていくということでした。
 現在学園では、本を集めることには一区切りをつけましたが、もし遠野市文化研究センターから要望が来たら、応じていきたいと考えています。


宮城県での支援活動の展開を検討

 仙台市を中心とする宮城県での支援活動の展開について、婦人之友社、全国友の会、自由学園で検討することになり、6月6日に仙台にて代表者が相談することになりました。
 自由学園からは6月5日から8日まで教職員3名が行き、現地の卒業生とも連絡を取り、視察もして、今後の支援活動における最高学部生の参加について検討することにしました。
 仙台では3団体で青空市もする予定で、集めた支援物資、各地友の会から寄せられたクッキー、自由学園卒業生から寄せられた子供たちへの本も運びました。
 現在、女子部、男子部の高等科の生徒たちが、仙台で活動できないかを模索しています。



石巻市で子ども会をひらく

 女子部高等科2年3年の代表8名が、8月7日から10日まで宮城県石巻市北上町十三浜相川を訪問。仙台友の会とこども会を開催しました。
午前はきょうけつ染めのうちわづくり、午後はゼリーづくり、夕方は花火をしました。婦人之友社の小山さんが窓口となり、小中学生と保護者30名ほどが集まり、楽しい交わりの時となりました。
 仮設住宅の方々が震災の時の事や漁港の営みをお話くださり、津波による大きな痛みと共に復興への決意をうかがいました。
 被災した小学校の校庭に散乱したものを拾わせていただいた事、海岸に献花させていただいた事など、4日間の経験を胸に、相川の方々の涙と笑顔を繋いでゆきます。



心のケアに、タッピング・タッチの試み (最高学部生ほか)

 男子部教師の更科幸一が、3月25日NHKテレビの番組「あさイチ」に出演してご紹介したタッピング・タッチ(シンプルで統合的な心理的ケア技法)は、震災時の心のケアとして活用できるため、学内外で生徒・学生とさまざまな取り組みを始めています。
 3月30日(水)には、被災された方の避難所となっている埼玉スーパーアリーナに最高学部生や高等科卒業生、父母、更科の合計7人で伺いました。皆さまのお邪魔にならぬよう気をつけながら、タッピングタッチをしたところ、だんだん話をはじめて表情が穏やかになられる方がいらしたり、眠れないとおっしゃっていた方がいつのまにか眠っていらしたりしました。

 4月3日(日)には、今私たちにできる被災者支援の一環として、下記のような催しを自由学園で行い、近隣の方など60名が参加されました。
 テレビで紹介されたことをきっかけに、教えてほしいというご要望も届いていました。
  「タッピング・タッチをご一緒に」 午後1時より
  講師:中川一郎(タッピングタッチ協会・ホリスティック心理教育研究所所長)
      更科幸一(自由学園教師)
      スタッフとして最高学部生9名に卒業生1名
 参加者からは「一緒にいてくれるのが嬉しい」「お互いに思いやること」「つらいことを忘れられる方法だと思った」などの感想が寄せられました。

 自由学園で開催された会については、4月13日(水)朝日新聞朝刊(19面)で、会の様子の写真と共に紹介されました。
 「やさしく触れて安心」―被災地でのタッピング・タッチ― というタイトルで、講師の中川一郎氏の談話と共に、更科教諭の言葉も「家族や友達同士でも、触れあうことが少なくなっているので、被災地以外でもぜひ試してみてください。心が穏やかになり、その場も和みます。」と話している。」と、紹介されています。

更科教諭は、仙台に赴き、これから被災地の避難所や仮設住宅地域でも同じような試みができないか実践、構想中です。


福島・郡山友の会を訪問

 7月19日(火)に、震災救援活動センターから代表4人が福島友の会・郡山友の会を訪れ、友の会の仮設住宅への訪問にも参加しました。
 現地の友の会では、大震災による福島第1原子力発電所の事故の影響で、自宅がありながらも仮設住宅などに避難している方々のために物資を集めてお届けしたり、 お菓子を作って持参し、お茶をお出しして被災者の方々と話し合うなど、交流をしたりしています。福島県内では津波の被害とはまた違う被害があります。次々と変わる事態に応じて、何をお手伝いしたらよいかを模索しつつ、次の活動へとつないでいます。
 福島県内に住む方々は、友の会員も含めて皆さま不安を抱えながら生活しているわけですが、その中でも互いに助け合いましょうという志を持って、友の会では県内の避難所と仮設住宅数箇所を中心に活動を続けています。
 友の会より、福島市の仮設住宅の集会所に子どもたちの本があるとよいとの希望があり、その後学園の卒業生から届いた本の中から一部をお送りしました。  また、最高学部生が作った手作りのエプロンなどもお送りしていますが、自由学園の生徒や学生が、直接現地に行かれなくてもお手伝いできることはないか、これからも友の会と連絡を取りながら考えていくことになりました。


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