
車輪の試作を見せる

CADとCGの紹介

光のパフォーマンス

質問に答える島津君

解説をする市川君

富田君の報告
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3月8日(金)と3月9日(土)のそれぞれ午後に、自由学園記念講堂にて、最高学部4年課程の卒業研究報告会が行われました。
以下に、プログラムと概要を紹介します。
携帯自転車の試作 〜折りたたみ自転車の可能性を探る〜(加藤 聡・山野剛史)
「車輪を折りたたむ」ことに焦点を絞り、走行する時には大きくなり、折りたたむ時には小さくなる車輪のアイディアと模型が紹介されました。
マルチメディア情報の表現と活用〜自由学園最高学部食堂のデジタル保存を例にして〜(石田陽介・村松真一)
2002年3月を以って取り壊される最高学部食堂の、開学以降の年次に沿ったCADデータと、3DCGアニメーションが紹介されました。
修道女ヒルデガルトの世界観(甲斐涼子)
12世紀ドイツで活躍した修道女、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの全体像が報告されました。
光を忘れた人のために(竹田昌宏)
道具としてではない「光」の美、そして日本人的な美で現した光が創りだされました。光のパフォーマンス。
自由学園周辺の環境変化と鳥社会 〜鳥の総数調査を指標として〜(島津秀康・関本兼曜)
1963年より自由学園に保存され、現在でも継続されている鳥の総数調査について統計的に解析・考察を重ねた結果確認された「種の入れ替わり」現象について報告されました。
那須20m電波干渉計を用いた天体観測 〜原理からデータ分析まで〜(市川 創)
1999年、早稲田大学によって那須農場に巨大な電波干渉計が建設されました。これは電波天体やパルサーを観測することを目的とするものですが、その原理からデータ解析までが述べられました。
一集団における人間関係の変遷とその要因を探る(田中一平)
子どもを対象に開かれるキャンプのグループを題材にし、人間関係の変化する様子が報告されました。
現役学部生の意識調査(内田雅憲・岡ア優作・小山 洋)
学部生が抱えている問題点や今後の学部に在学する学生が進むべき方向性が複数の視点から述べられました。
陶器大皿(小林康太)
学部2年から続けてきた陶芸の作品が、展示とともに、紹介されました。
Phoxinus(ヒメハヤ属)の分布地点と形質変異 (鬼木圭太・杉尾良基)
東久留米市を流れる落合川の上流・中流域に、ヒメハヤ属の種が分布していることが報告されました。また、その形質間に見られる大きな変異についての調査結果が報告されました。
門(北川響子)
門のなかから羅城門と鬼について、古典などを交えながら、報告がありました。
北米奴隷であった黒人の、その音楽 〜二グロ・スピリチュアル〜(加藤史人)
アメリカに奴隷として連れてこられた黒人がもたらした音楽について、歴史、宗教、音楽を通して、述べられました。
生活者の台頭とその変化―新しい社会規範の提案―(富田穣治)
「生活者」について、日本の近代化の中で展開された生活者論を比較分析し、その源流を探りました。
携帯電話の普及とライフスタイルの変化(鈴木嘉隆)
携帯電話が急激に普及した原因、また、普及により人々が受けた影響、が述べられました。
日本における公的住宅供給事業の変遷(佐藤朋香・長谷川明子)
昭和30〜40年代初頭、大量に建設された集合住宅団地群が現在抱える問題について、行政的視点と住居学的視点から考察し、長期的・総合的視点の欠落を指摘しました。
巡礼(田岡浩典・増田充弘)
世界のさまざまな宗教において共通の通過儀礼として存在する巡礼を、宗教、地域ごとに調べ、巡礼の構造や目的を考察しました。
環境経済学の形成過程(伊藤賢大・加藤雄也・屋久京輔)
地球規模の環境問題を経済学的視点から解決しようとする環境経済学について、ピグ―、カップ、コースの理論を中心に、眺めました。
修道院と社会(大谷洋敬)
修道院・隠修士・民衆の繋がりについて報告されました。
どの報告からも、この自由学園で培ったこと、とくに最高学部で学んだ学問が、よく表れていたように思います。この卒業研究の経験はきっと将来の自信につながることでしょう。
(最高学部:遠藤敏喜)
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