最高学部「卒業を間近にひかえて」
  update 2002/03/20  最高学部

最高学部4年修養会
思いを語る4年生

 3月19日(火)午後5時から、最高学部食堂にて、最高学部4年生による修養会が行われました。これは、卒業を間近にひかえた学生が思いを述べ、互いに聴きあうものです。

 はじめに讃美歌301番をうたい、聖書の詩編11章を読みました。学園長からは「この自由学園に居た期間はそれぞれ異なるが、キリストの教えを知ったことが最大のものではないか」とのお話をいただきました。続いて学生がひとりひとり想い出や学んだことなどを述べました。いくつかを紹介します。「クラスメイトは友達ではなく兄弟のようであった」「男子部(中等科・高等科)の経験が将来の進路を決定した」「よく叱られたけど、それは声をかけてほしかったからだ」「みんなと出会えてよかった」「自由学園で学んだことを、今度は社会から学びたい」「反省はしているが、後悔はしていない」「男子部の丸坊主から、やってみないと意味があるかないかはわからない、と悟った」「自由学園には幼児生活団から16年在籍している、自由学園でつくられた自分を感じる」「学生と学生、教師と学生の、うまく言葉では表せないつながりがあった」「卒業後は1人になるが1人ではないのだ」

 熱い思いは9時まで語られ、最後に讃美歌329番をうたって終りました。

(文:遠藤敏喜)



最高学部壮行会
新しくなった食器と豪華なお食事

最高学部壮行会
在校生にエールを贈る卒業生

最高学部壮行会
ケーキの準備をする1年生女子

最高学部壮行会
歓談する4年生

最高学部壮行会
ずらりと並んで卒業生へ歌を贈る

 3月20日(水)午前9時30分から、最高学部食堂にて、最高学部壮行会が行われました。これは、在校生が新卒業生を送り出す集いです。

 はじめに2年課程の新卒業生から、次に4年課程の新卒業生から、ひとりひとり思い出や進路、そして在校生へのメッセージが述べられました。
 さまざまな思いが述べられましたが、いくつかを紹介します。上で4年課程の言葉を紹介しましたので、今度は2年課程の言葉を紹介します。「協力の楽しさがあった」「最高学部で勉強の楽しさを知った」「先生との距離が近かった」「友達の見えないところが見えた」「祖母の思いから最高学部へ進学した」「食堂拡幅工事をしてくれて嬉しかった」「就職活動の経験から自分や家族を見つめなおした」「暑い中をみんなでやった農芸の活動」「卒業後は寂しいが楽しみでもある」「1年後には立派な社会人になってみせる」「遅くまでみんなで作った美術工芸展のモニュメント」「生活するうえで大切な料理・掃除・洗濯が身についた」「女子部高等科までの生活を思い返すことができた」「男子の優しさを知った」「団体を意識した生活」「自立した女性になりたい」「友達に感謝」「最後は樹に登った1年だった」「自分の意思で行動できる自分に成長した」

 新卒業生からの言葉のあとは、在校生と新卒業生そして教員がともに昼食をとりました。写真上段のケーキは、栄養学の深川先生の指導のもと、1年生女子の作ったものです。また、古くなった食器が一新されたのですが、この機会に食卓に登場しました。新食器は、卒業する増田充弘くんと田中怜子さんがデザインを考案しました。2人からは「いつまでも大切に使ってほしい」とコメントがありました。昼食後には、1年生女子が卒業生をずらりと取り囲み、歌を贈りました。穏やかな天候の食堂に美声が響き渡り、卒業のムードを盛り上げました。

(文:遠藤敏喜)



夕礼拝
田村学部長からのお話

夕礼拝
「卒業に際して」を読みあげる大高さん

 3月20日(水)午後5時から、女子部講堂にて、夕礼拝が行われました。新卒業生にとっては学園で行う最後の礼拝になります。

 讃美歌は4番と447番をうたい、聖書はイザヤ書第40章を読みました。田村学部長からは高村光太郎の「道程」のお話をいただきました。続いて卒業生を代表して、島津秀康くん、長谷川明子さん、安部明日香さん、大高暁音さんが「卒業に際して」を読みあげました。

 夕礼拝は厳粛のうちに終了し、いよいよ明日は卒業式を迎えます。

(文:遠藤敏喜)