1日体験入学
  update 2001/07/28  男子部・女子部

学園見学
生徒が学園内を案内

理科1
学園の植物を観察

理科2
ペットボトルロケットを飛ばす

歴史
学園内で発掘された
土器の拓本をとる

昼食
一緒に昼食

  7月21日、22日に自由学園男子部中等科・女子部中等科と高等科の体験入学が行われました。21日の参加者は小学校5、6年、中学校2、3年の男女合計100名あまりでした。

  夏らしいよく晴れた天気の中、緑映える学園の中を男子部・女子部の生徒が案内することから始まりました。生徒自身の口から説明される言葉に参加者たちも熱心に耳を傾けていました。

  見学の後は体験授業です。今回は理科、数学、歴史の3科目あり、理科は小学生男子と女子分かれての授業、歴史は小学生男子女子合同、そして中学生は数学。という形で行われました。
  女子の理科は、『学園の植物を観察してみよう』というテーマの授業です。まずは1人1人くじを引き、その紙に書いてある植物の葉を外に出て採りに行きます。そして各自自分の葉を双眼実体顕微鏡で観察し、そこからさらに植物の緑色はどのような色素で作られているのだろうか、と言うことなどを学んでいきました。
  男子の理科は、2つのグループに分かれての授業でした。一つは水圧式ペットボトルロケットを作成し空高く打ち上げること、もう一つは『空飛ぶ種』と題し、飛行機などのヒントにもなった種子の模型を作り高い所から飛ばしてみると言うものです。
  数学は、『動く物の高さ』を知るため、ペットボトルロケットが打ち上がった時 の高さを、相似を利用して算出する、と言う方法を学ぶ授業でした。平均30メートル くらい打ち上がっていました。
  歴史の授業は、実際学園の遺跡調査により発掘された縄文式土器を使い、拓本をとる作業とその模様の再現を粘土版などを用いて行い、先人たちの記憶を辿ると言うものでした。
  どの授業も、自由学園の大切にする『生きた勉強』が随所に見られたと思います。机にしがみついた勉強ではなく、実際に自分たちで考え、頭と体と心を使ってする勉強を、どの科目でも体験できたのではないかと思いました。始め緊張していた様子の小中学生たちも、自らが動くことで進んで行く授業に夢中になっていくのが伝わってきました。また、先生から教わるだけでなく在校生とも一緒にすることで、その生徒の姿からも自由学園での学びと言うものを感じ取れたのではないかと思います。

  体験授業の後は、昼食です。この日の献立は、ミートソーススパゲッティ―、サラダ、ヨーグルトゼリーでした。全て男子部の生徒が作ったもので、皆美味しそうにいただきました。

  そして、リーダーからの挨拶の後、小学校5年、中学校2年の参加者には生活文章の冊子を、6年生、3年生には学園のポストカードをお土産に体験入学は終了しました。

(ページ作成:最高学部1年 間野律子)