最高学部「学業報告会」
  update 2003/03/07  最高学部

3月1日(土)の午前中、記念講堂において、最高学部1・2・3年生による学業・研究の報告会が行なわれた。この日は、中等科・高等科・最高学部の父母会の日でもあったが、ご招待の方も含めて94名の方が聴いてくださった(教職員・生徒・学生を除く)。


学業報告会
1年女子の報告
「生涯発達心理学」

報告は、まず1年生女子から二つ行なわれた。
ひとつは、保育グループで、「生涯発達心理学」の講義と「乳幼児保育実習」の経験から学んだ、大人の乳幼児への関わり方と提言であった。もう一つは、「社会学」グループで、講義で学んだ行動原理の理論を最高学部の礼拝と掃除の状況にあてはめて、さらなる向上のための具体策が報告された。


次に、2年生男子から、五つの「学園運営研究」の報告があった。
「施設管理」グループはCADを用いた学園建築物図面のデジタル化構想とその進行状況、「樹木・庭園」グループは学園内の樹から採出されるフィトンチッドの殺菌効果作用実験の報告、「図書・記録」グループは古いムービー史料の復元と二年間取り組んだデジタル記録の紹介、「食糧部」グループは学園全体の食システムの説明と業務システムの改善計画、「考古学」は歴史資料と実験による縄文期の立川面の考察、であった。

最後に、3年生から、三つの「共同研究」の今年度の成果が報告された。
「ライフスタイル」グループは、家計調査と時間調べの数値データに見られる社会の変遷と、それに伴うライフスタイルの志向変化の考察であった。「ジェンダー」グループは、マスメディアや色彩感覚に見られるジェンダーの調査報告と、今後の社会におけるジェンダーのあるべき姿の提言であった。「生命」グループは、親和性・生気論と機械論というキーワードを元に、”生命とは何か”ということについて、生物学・哲学・宗教の視点から述べるものであった。



学業報告会
38名のお客様が昼食に
1年生女子が接待

学業報告会
1年男子は全校礼拝で
「学園特別実習」

報告会では、途中でプロジェクタが故障するというトラブルにもみまわれたが、リーダーの公文健太郎君(3年生)を中心に学生は機敏に対処していた。

最高学部の学業報告会は、三年前から始まったものだが、年々内容も充実し、来場者数も年々増えて、盛り上がってきている。学生の準備、運営方法、プレゼンテーションにはまだまだ工夫・改善の余地が見られるが、今後に期待したい。

なお、1年生男子は、毎週月曜日に行なわれる礼拝のあとに、全校生徒にむけて「学園特別実習」の活動内容を報告している。これがよい「学園運営研究」へと発展し、来年の報告会で報告されることを期待する。

(文責:遠藤敏喜)