男子部「産業〜ヤマメの養殖」
  update 2002/10/07  男子部

ヤマメ

ヤマメ

 男子部中等科3年生では「産業」という授業があって、5つのグループに分かれ第1次産業の体験をしている。生産物は父母や先生方、生徒などに売って収入をあげ、赤字にならないように努めるが、なかなか難しいことを実感するのも勉強である。
 養豚、養魚、畑、きのこ、果樹の5グループがある。
 養魚では万年赤字を何とか解消しようと、昨年から魚の種類をニジマスからヤマメに切り替えた。安いニジマスより高級魚の感じのあるヤマメが、育てるのは難しいが成功すれば利益が出ると挑戦したのである。初戦で大成功を収めたものの設備投資も多く、利益を出すまでには至らなかった。
 今年の3年生はそのノウハウを上級生から引継ぎ、池の水温が17度まで下がった先週、ヤマメを200匹購入してきた。奥多摩の東京都水産試験場で開発された新品種の奥多摩ヤマメである。片道2時間以上かかる長丁場を生きたまま運ぶノウハウも無事引き継がれ、男子部の養魚池まで1匹も死なずにたどり着いたのは良かったが、トラックから池に移す作業中9匹が事故死した。それを味見した先生方の評判は「大変うまかった」である。
 来年3月には大きく育ったヤマメをお頒けできるよう、心をこめての飼育が始まった。