最高学部「友の会との協働研究」
  update 2001/11/01  最高学部

友の会との協働研究

ゼミの様子
右が学生で左が友の会の方々

 11月1日(金)に、最高学部3年生の共同研究「新しいライフスタイルを考える」グループ(教師3名と学生7名)は、明日館において友の会の方(6名)と本年度第2回目の合同ゼミを行った。

 このグループは、「男女が共に働き、共に子育てをし、社会との関りのなかで生涯学ぶ」時代のライフスタイルを研究している。自由学園の創立者羽仁もと子は「生活には、経済・時間・労力が大切」と著作集『家事家計篇』で述べている。この三つを今あるいは今後いかに使うべきか、いかに配分すべきか、あるべき姿を探求している。このことを、創立者の理念を基に活動を継続している友の会との協働活動を加えながら進めている。
 春期は、生活におけるお金の使い方(=経済)について、政府統計と友の会資料(家計簿)を、20代から70代までの世代別に、1980年からの約20年分を5年きざみに時系列で整理して、実態を理解するとともに問題点を抽出してきた。

 この日は、友の会の方6人を前にして、まずは調査方法と総支出の動向を圓山くんが説明し、その後グループのメンバー全員が順番に食費・住居家具費・衣服費・教育費・教養娯楽費・保健衛生費などの担当する費目の分析結果を発表し、友の会の方から貴重なアドバイスを頂戴し、議論を交わした。

 数多くあがった問題点のうち、例えば食費に関して言えば、穀類の支出が減り、調理食品や外食にかかる支出が増えている。すなわちこれは調理にかける時間をお金を出すことで減らしていると言えよう。それでは、そうして得た時間を何に費やしているのか。秋期は、こうした時間の使い方とからめながら研究していく予定である。

(文:最高学部 遠藤敏喜)