女子部・男子部・最高学部「羽仁恵子先生記念礼拝」
  update 2004/01/20  女子部・男子部・最高学部

羽仁恵子先生記念礼拝
お話をされる鈴木正和先生

1月15日(木)に、講堂にて、女子部・男子部・最高学部合同の記念礼拝が特別に行われた。この日は、自由学園の第2代学園長であられた羽仁恵子先生のご命日である。みなで讃美歌74番を歌い、聖書サムエル記上16章7節を読んだ後、男子部の鈴木正和先生が、男子部在学中そして教師となってからの羽仁恵子先生を偲ぶ想い出を語られた。


鈴木先生は、羽仁恵子先生を「愛すべき恵子先生」と紹介され、「多くの方が恵子先生を慕い、恵子先生の笑顔に魅せられて学園に集った」と語られた。明るいエピソードや楽しいエピソードをふんだんに盛り込まれ、生徒は笑顔で聴くことができた。 お話のはじめには、「みなさんは恵子先生はどのような声だと思いますか」と問いかけられ、実際にテープで、1984年の入学式で話される恵子先生のお声をみなで拝聴した。

恵子先生は第2代学園長として、偉大な創立者が築かれた学園の伝統をかたくなに守られた。つねに情熱とキリスト教の精神にみちあふれていた、その姿が偲ばれるお話であった。「天才が道を作る、凡才はその道を進む」と恵子先生はおっしゃられていたそうであるが、その言葉が胸にしみた。



羽仁恵子先生記念礼拝
墓前礼拝

同日、午前10時からは、雑司ヶ谷墓地で、矢野恭弘副学園長の司会による墓前礼拝が行われた。まだ一度も創立者のお墓参りをしたことがなかった女子部中等科1年生をはじめ、女子部教師、各部父母会代表、明日館関係者など約60人が出席した。「地をば神の国となさん」と繰り返し言っておられた恵子先生の最後の入学式でのお話(『南沢だより』所収の「自由学園の志を継ぐ若人に」)の抜粋を読まれ、恵子先生が、神の家の一部である学園の庭を愛され、落ちているゴミを拾われていたことから、私たちもゴミを拾うことができるように、自由学園の大家族の一員として、恵子先生に倣うものでありたいと話された。

(学部教師 遠藤敏喜)