男子部「2学期・冬休みの那須農場炭焼き活動」
  update 2004/01/20  男子部

今年度の冬休みも、男子部高等科2年生5名が、12月24日〜1月8日までの間、それぞれ都合のつく限り農場を訪れ、炭焼き関係の働きをしました。また2学期中には、9、10、11月の連休を利用して、計4回、延べ14人が農場を訪れました。2学期中には、炭焼きや竹林整理を継続的に行い、11月末の連休では、今まで1年間使用してきた炭窯を、窯床からの湿気対策を施すため、全て解体し整地する作業を行いました。

炭焼き窯の移設、再設置作業
続・炭焼き
窯の解体(11月)
続・炭焼き
整地し、地面を掘り下げる
続・炭焼き
玉石を並べる
続・炭焼き
竹炭を土砂に混ぜる
続・炭焼き
鉄板をひく
続・炭焼き
鉄窯を移設
続・炭焼き
ブロックの購入
続・炭焼き
新年移設後の初焼き
続・炭焼き
窯を閉じる


この窯は、鉄板を箱状に溶接したもので、鉄製なため熱変形が激しく、去年は一部を解体して補強する作業を行いました。今まで、連休など短期間しか農場に滞在できない時は、1度窯に火を入れると、4日ほどは開けられないため、炭の取り出しは次回の連休、といった形になり、約1ヶ月間焼かれた炭が窯の中に置かれ、その間に窯床からの湿気を炭が吸着してしまうという状態にありました。今回はこれを改善するため、まず炭窯の場所を、乾燥して風通しの良い場所に移し、地面を約10cm掘り下げ、そこに蛇尾川の玉石、玉砂利、砂、湿気取りのため、竹炭を約20kg混ぜた土砂を入れ、さらに20cm盛り上げて、30cm程の空気の通りが良い土台を作り、粘土を付き固め、鉄板を置き、その上に従来の鉄窯を設置するという形にしました。窯の設置作業は、年内までに全て完成させ、同時に窯の上に屋根をかける予定でしたが、他の作業との関係もあり、年内は土台までの完成に留まりました。年が明けてから、窯本体を設置させる作業にとりかかりましたが、お正月は2人、それ以降は1人で作業を行ったため、窯が完成したのは1月6日となりました。この冬休み中に窯を完成させる必要があったため、前回のように、土留めに、竹や玉石を使うなどの、見た目を美しくする作業は省き、コンクリートブロックを使って完成させました。7日に初めての火を入れ、窯を開けるのは3学期になりそうです。

この冬休みに、昨年よりトラクター牽引型の中古バキュームカーを、炭焼きグループの予算(炭を販売した売り上げ)で購入し、大型の炭焼き窯に改造しようということで、前農場員の一重さんに協力をお願いし、予算5万円で探していただいていました。昨年の11月末に3万円で売ってくれるという黒磯市内の農機具店が見つかり、12月28日にこのバキュームカーを、農場のトラクターで引き取りに行きました。運転は、一重さんと、那須農場の真野さんにお願いし、片道30分程かけて農場に運びました。これからタイヤなどの必要のないパーツを取りはずし、煙突用の穴を開けてから、春休みには設置する予定です。

中古バキュームカーの購入
続・炭焼き
蛇尾川を超えて出発
続・炭焼き
バキュームカーを取り付ける
続・炭焼き
農場へ向けて走る
続・炭焼き
農場に到着
続・炭焼き
一重さんを入れて記念撮影
続・炭焼き
蓋を開ける


その他にも、雪や風などで倒れた竹を片付けたり、積雪があった時には道路付近の竹に積もった雪を降ろしたり、竹林に通じる道路の路面整備などを行いました。

これからは、炭焼き、農場の竹林整理を継続して行い、実際に農場での竹炭の利用を進めていきたいと思います。新しく12月から農場で働かれている山形さんからも、炭の利用についての知識など教えて頂きながら、来春からは農場の圃場に竹炭を撒布する計画を進めています。

竹林関係の作業
続・炭焼き
路面の補修
続・炭焼き
竹に積もった雪をおろす
 


(文と写真:高等科2年 吉川慎平)



男子部「夏休みに那須農場の竹林整理と炭焼き」