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柏餅

男子部の柏の木(写真中央)

柏餅を作る高等科3年生のお母様たち
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6月16日(水)の昼食に、高等科3年生の有志のお母様方6名で作ってくださった柏餅が出された。柏餅に使われた柏の葉260枚は、男子部体操館前の柏の木から生徒がこの日のために切り取った。
これは高等科3年のA君のお母様が企画されたもので、Aさんは、お子さんのA君が男子部に入学する前年、夏休みの木工の会でお子さんと共に男子部を訪れた際に、体操館前の大きな柏の木に目が止まった。男の子のお子さんがおられなかった羽仁吉一先生は、男子部の子どもたちを愛されてここに柏の木を植えられたのだろうと想像がふくらみ、入学が許されたならば、いつかこの柏の木の葉で柏餅を作って、子どもたちに食べてもらいたいとの夢を持たれた。それから6年が経ち、その願いが同学年のお母様方の協力で実現した。
Aさんは「息子は入学を許されたが、なかなか決心がつかず、6年間の年月が経過してしまいました。今年が最後のチャンスだと思い、男子部の先生に相談しました。幸い食糧部の先生方や、父母会の委員の方に、この思いをしっかりと受け止めていただき、多くの方のお力をかりて実現することができました。心から感謝申し上げます」とのことでした。
実際はこの柏の木は、30年程前に男子部の新校舎が完成した記念に植樹されたものだそうです。お母様のとても温かいご好意に感謝しつつ、できたての温かな柏餅を、男子部全員でおいしくいただくことができました。
(文と写真:高等科3年 S.Y.)
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