「高等科3年生那須労働」
  update 2004/07/15  男子部


DK3那須農場
朝の礼拝

DK3那須農場
食事作り

高等科3年生は、6月28日(月)から7月3日(土)まで、6日間那須農場と黒羽の植林地に労働に行きました。

農場での1日は、朝5時に起床し、リーダー司会による礼拝。その後すぐに早朝労働、7時から朝食をとり、クラスを農場組と黒羽組と、半分ずつに分け、黒羽組の人はすぐにバスで出発。農場の人は9時半から12時まで労働、昼食をとり、午後1時半から4時半まで労働。その後牛舎当番の人は牛舎で餌やりをし、それ以外の人は入浴。黒羽の人も農場に戻り7時から夕食。そして今回は学期末テストの前ということもあり、夜8時から一時間、皆で食堂に集まり集中勉強の時間をとりました。また、期間中の食事は、食事の係が3人出て、労働をせずに台所仕事に専念し、献立から食材の買出し、調理までを担当し、皆においしい食事を用意してくれました。


農場での労働は主に5つの作業をしました。1つ目は、早朝畑に出て、トウモロコシや牧草の生育を妨げる、ギシギシという雑草を抜く作業をしました。2つ目は、バンカーサイロ(堆肥置き場)に屋根をかける作業をしました。これは今年の1月頃から、農場内に植林された樹齢約40年の杉を切り、皮をむいて材にし、男子部生が労働で訪れた時を中心に、多くの人の手によって、作業が進められてきました。すでに骨組みは完成しており、これに波トタンを釘で打ちつけ、今回完成となりました。3つ目は牛舎の徹底掃除をしました。高圧洗浄機を使って隅々まで洗い流し、箒などで積もったほこりを取り除きました。4つ目は農場の梅林の梅を、一つ一つ丁寧に収穫しました。5つ目は、竹林整理です。今回の労働の特徴として、農場からではなく、クラスから竹林整理をしたいと願い出たことです。その理由は、今年秋に行われる美術工芸展に、学園内で100%自給できる資源、「竹」を使い、高等科3年生で屋外にオブジェを作りたいということになったからです。この願いは、農場主任の幼方英次郎先生に快く了承して頂き、多くの人で竹切りを行いました。ただ必要な良い竹だけを選んで切り出すのではなく、高等科3年生の有志が、炭焼きと平行して行っている竹林整理計画にそって、農場自体にとっても、有益な作業となるよう、現在進められている竹林内林道整備の続き、電牧柵沿いの竹を切る作業を行いました。切られた竹は全て2.7メートル材に切り揃えました。目標は2004本でしたが、切れたのは1000本程でした。順次学園に持ち帰る予定です。今回、切った竹をただ燃やして処分するのではなく、自分達の作品の材料を揃えるということで、限られた時間でしたが皆真剣に一本でも多く切ろうと努力し、竹林整理も飛躍的に進めることができました。

DK3那須農場
竹の切り出し
DK3那須農場
電柵沿いの竹を切る
DK3那須農場
竹を搬出する
DK3那須農場
ツタの絡まった竹を鉈で切る
DK3那須農場
竹材の運び出す
DK3那須農場
10本ずつに結束する
DK3那須農場
不要な枝を落して焼却する
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材の山
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バンカーサイロの屋根作り
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屋根張り
DK3那須農場
杉を切る
DK3那須農場
切り倒し、皮をむく


中日の30日(水)は、一日美術の張り出しになり、陶芸作家の小貫善二先生(男子部32回生)と、多摩美術大学で現代絵画の指導しておられる一ノ瀬智惠子先生(女子部56回生)に来ていただき、午前中は陶芸、午後は油絵の時間を持ちました。陶芸では、四角い粘土に模様をつけ、一人一つレリーフを作りました。午後は、初夏の晴天の中、キャンバスを持って広い敷地に出て、風景や物など、一之瀬先生に指導していただきながら各自思い思いに描きました。

DK3那須農場
粘土を掘り、レリーフを作る


DK3那須農場
油絵を描く(1)
DK3那須農場
油絵を描く(2)
DK3那須農場
油絵を描く(3)


黒羽植林地での労働は、ビニールテープで予め印のつけられた、樹齢約20年の杉と檜の木を、 鋸で切り倒し、鉈で皮をむくという作業をしました。目標は2000本を間伐する予定でしたが、切ることができたのは五日間で1000本ほどでした。黒羽での1日は、朝8時半過ぎに農場を出発し、1時間ほどバスで移動。9時半頃から作業を開始しました。昼食は現地で弁当を食べ、夕方4時半まで働きました。ここで切られた材は、那須農場へ運び、牧柵や建物の建築などに使われる予定です。

DK3那須農場
自由時間に野球をする
DK3那須農場
食事(1)
DK3那須農場
食事(2)


DK3那須農場
小山君と記念写真

DK3那須農場
男子部に戻り解散

今回、3期委員の7人は日程の半分は学校に残らなければならず、前後半に分けて農場に行ったため、クラス全員が農場で揃うことはありませんでした。その間委員は、学校で寮や学校の掃除をしました。前半の3日間は、教育実習生の小山君も同行してくださいました。自由時間には芝生で野球やサッカーをしたり、日頃の睡眠不足を補うために、宿舎で休んだり、自由時間も竹切りの作業を続けたりと、プールを掃除したりと、有意義な使い方をすることができました。日頃、男子部や新入生の事、係の仕事や勉強などで忙しい高等科3年生にとって、1週間豊かな自然に囲まれた農場で、体を動かし、クラスの人だけで生活したことは、それぞれ良い休息の時になったと思います。また気持ちを新に男子部最高学年として頑張っていきたいと思います。

(文と写真:リーダー高等科3年 S. Y.)



昨年の様子