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英語の先生 推薦(最高学部)
『ナルニア国物語 全7巻』C.S.ルイス著、岩波少年文庫ほか、756円〜
イギリスの英文学者が書いた物語。4人兄弟の胸がドキドキするような冒険を通して信仰、信頼、友情などについて考えさせられる。高等科の上級生にはまず第1巻の "The Lion, the Witch and the Wardrobe" を原文の英語で読むことを勧めたい。
『ホビットの冒険』J.R.R.トールキン著、岩波少年文庫ほか、714円〜
映画で話題の『指輪物語』の前編といえるもので、ビルボ・バギンズの冒険が楽しく読める。著者はイギリス・オックスフォード大学で高名な英語学者だった。
『ウォーターシップダウンのウサギたち 上・下』リチャード・アダムス著、評論社、各1890円〜
開発の手が伸びて、ふるさとを追われるウサギ達の冒険物語。イギリスの田園の雰囲気を味わいながら、飽きずに一気に読むことができる。
『シェイクスピア物語』C.ラム著、岩波少年文庫ほか、714円〜
イギリスの三大作家のひとりであるシェイクスピアの劇作品をやさしく書き直したもの。400年を経た現在でも、人間共通にみられる様々な姿を象徴的に表しており、「人間とは何か」と問われるもの。上級生には、シェイクスピアの原作を翻訳で読むことを勧める。
英語の先生 推薦(女子部)
『夏の庭 ― The Friends 』湯本香樹実著、新潮文庫ほか、420円〜
私は中学・高校の頃、長い夏休みを前に、いつもこの休みが終る頃今までとは違う自分になれるのではないかと期待したものでした。
主人公の3人の少年は夏休みを前に、人の「死」に興味を持ち、近所の一人暮らしのおじいさんの死ぬところを見ようと見張りを始めるところから、物語はスタートします。
作者は日常に起こる小さなエピソードを積み重ね、彼らの何気ない言葉や動きを通して、私が知りたかった「何で少年たちは死体を見たいと願うのだろう?」という答えを伝えてくれたのです。
大人になろうとする人生の入口に立った少年たちが自分の生き方をみつけようともがく中で 「人は生まれ、そして死ぬ」という実感を人の死を自分の目で見ることにより、体現してみたいと考えたのです。
そんな動機から始まったこの物語が、「夏の庭」という草木の匂い立つ荒れた舞台が、少年たちと老人の交流が深まるにつれて、美しいコスモスの花にゆれる庭に変わっていき、少年たちと老人自身も変化していく様子が、生き生きと描かれています。
最後に現実の老人の死に直面した少年たちが、どうそれを受け止めていくのかという心のひだも丹念に描かれています。
暑くて何もする気の起こらない夏の午後に この物語を読んで、自分探しの旅に出てみてはいかがでしょう。
国語の先生 推薦(女子部)
『たったひとつのたからもの−息子・秋雪との六年』加藤浩美著、文芸春秋、1,400円
ダウン症と心臓障害を抱えた加藤秋雪くんの6年間の人生を、母・浩美さんが綴っています。 小田和正の歌が流れる明治生命のコマーシャルを見たことがある人もいるでしょう。
「人の幸せは命の長さではないのです」というメッセージと母親の愛情が読む人の胸に迫ってきます。
やさしい文体とたくさんの写真で構成されています。きっと穏やかな自分になれることでしょう。
国語の先生 推薦(女子部)
『あすなろ物語』井上靖著、新潮文庫ほか、460円
『しろばんば』井上靖著、新潮文庫ほか、740円
『真実一路』山本有三著、新潮文庫ほか、700円
『路傍の石』山本有三著、新潮文庫ほか、940円
『次郎物語 上・中・下』下村湖人著、新潮文庫ほか、780円
夏休み、旅に出て青々と広がる稲田の風景をゆったり目にする人も多いことでしょう。田舎の景色を見ていると、ひと昔前の子供達の原風景が思い起こされます。自分の生まれ育った境遇を受けとめ、悩み、苦しんで人生を切り拓いていく少年の姿が描かれている本を、若かったころの私は好んで読みました。思春期にもつ心の揺れや葛藤は、今も昔も変わらないと思います。主人公の生き様から得るもの多し、と期待をこめて推薦します。
数学の先生 推薦(女子部)
『はてしない物語 上・下巻』ミヒャエル・エンデ著、岩波少年文庫ほか、756円
ファンタジーの傑作です。まだ読んだことのない人は是非一度は読んでみて下さい。 装丁もとても美しい本です。
数学の先生 推薦(女子部)
『「算数」を探しに行こう!−「式」や「計算」のしくみがわかる5つの物語』石原清貴著・沢田としき絵、新潮社、460円
算数、数学が産み出される時にあったであろう物語を、できるだけリアルに再現した5つの物語。「算数」が苦手な子どもとおとな。そして、もちろんすべての世代の数学好きたちにもおすすめの本。
数学の先生 推薦(女子部)
『わたしのグランパ』筒井康隆著、文春文庫ほか、470円
これは中学一年生の少女が人生を認識する物語である。珠子の祖父は珠子が物心ついた頃から〈囹圄の人〉。 囹圄:レイゴとは牢屋のこと、正しくは刑務所。 祖父は人を殺して罪の償いをしていたのだ。珠子が中学生になった秋のある日、とうとうその祖父、謙三が出所してくることになった。戻ってきた着流しの〈グランパ〉は、珠子にふりかかっていたイジメや、校内暴力をあっという間に解決し、地上げ屋までもを撃退してしまう。〈グランパ〉のおかげで気がかりだった父母の不仲も解決し、珠子は〈グランパ〉とすっかり打ち解ける。ところが〈グランパ〉が隠していた、暴力団の裏金がもとで珠子は誘拐されてしまい・・・。夏目漱石の『坊ちゃん』を連想させる痛快きわまる筋の運び、あふれるばかりのユーモア、そして見事な構成。第51回読売文学賞を受賞した。
『我らが隣人の犯罪』宮部みゆき著、文春文庫ほか、470円
1987年にオール読物推理小説新人賞(文芸春秋社)を受賞したデビュー作。これから宮部みゆきを読もうという初心者は、ぜひここから読んで欲しい。物語は、主人公の三田村少年が家族で中古のタウンハウスに引っ越してきた経緯から始まる。中学生の少年らしい冒険心にあふれた語り口で、読む者を一人の少年として物語の中に引きずり込む。他5編(これらもなかなか面白い)が収録されていて、暑い季節に読むにはぴったりです。
『青猫の街』涼元悠一著、新潮社、1,575円
主人公は失踪した友人の行方を追うため、インターネット世界を探求してゆくのだが、このプロセスが臨場感あふれ迫力満点。コンピュータのおもしろさを生々しく伝え、若さの力が薫る第10回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品。
『カカシの夏休み』重松清著、文春文庫ほか、620円
本書の約3分の1の分量を占める『ライオン先生』。2003年秋からテレビで放映されたので見た人がいるかもしれない。でも、原作を読んでほしい。ここ何作かの重松作品の中でも、出色の一冊ではないかと思う。表題作は、故郷を出て20年あまりのかつての同級生が、旧友の死をきっかけに再会するところから始まる。見方によっては、処女作『ビフォア・ラン』の20年後のようにも読める。彼らの故郷は既にダムの中に消え、今となっては跡形もない。中年と呼ばれる歳にさしかかり、それぞれが生活に追われる中で、改めて見つめ直す故郷への想い・・・。「帰りたい、でもどこへ?」
『やさしさの精神病理』大平健著、岩波新書、819円
時代が移るにつれ、「やさしさ」と定義されることがどんどん変わってきている。 昔は「相手の心に接し、それを包んであげること」がまさに優しさとされていたが、現代では「相手の痛みに触れないでいてあげること」が優しさとされている。 今、従来にない独特な意味の「やさしさ」を自然なことと感じる若者が増えている。悩みをかかえて精神科を訪れる患者たちを通し、"やさしい関係" にひたすらこだわる現代の若者の心を読み解き、時代の側面に光をあてる。あなたにとって、どんな人がやさしいのか。 また、あなたはどうすれば他者に対してやさしく出来るのか。
『考えるヒ卜』養老孟司著、筑摩プリマーブックス、1,260円
養老孟司といえば、『バカの壁』ばかりが売れに売れたが、君たちはこちらをゆっくり読んで欲しい。この本は中高生を対象にした「ちくまプリマーブックス」の一冊として出版されたものだから、脳と人間という非常にややっこしい問題が、すごくわかりやすく書いてある。
現代社会は「ああすれば、こうなる」という原理で成り立っている。これは試行錯誤を退ける思考方法である。「どうなるかわからないけど、とりあえずやっちゃえ」では困るのである。ところが、もちろん現実には「ああなれば、こうなる」といかないことも数多く自然などその最たるものだろうが、けれど、現代社会はそうしたものを極力排除し、管理していこうとする。だが、この危機管理の思考も万全ではない。なぜなら、これもまた、「ああすれば、こうなる」の思考に過ぎないからだ。さらに、この型の思考は、「どうなるかわからない未来」を「予定された未来」へ変えようとする。そうしなければ、不安なのだ。三カ月後の予定が決まれば、今どんなことをすればいいのか分かる。 そして、これは未来を現在に組み込んでいくことである。こうした原理を持つ現代社会の 「最大の被害者たちは "漠然とした、定まらない未来" だけを財産としている子どもたち」だと、養老氏はいう。
理科の先生 推薦(男子部・最高学部)
『アルケミスト』パウロ・コエーリョ著、角川書店ほか、580円
旅をしながら人生の知恵を学ぶ、少年の夢と冒険の物語。
『イニュニック―生命ー』星野道夫著、新潮文庫ほか、460円
自然と人間のことを考えるための良い教科書。写真もいいので、写真集もあわせて読むといい。
理科の先生 推薦(女子部・最高学部)
『復刻新版 霜柱の研究』 自由学園女子部自然科学グループ著、自由学園出版局、1,050円
自由学園女子部の校舎が目白から南沢に移転した最初の冬、大芝生にできた見事な霜柱への驚きから始まった研究の記録。南沢での自然科学研究の原点です。夏の暑い日に、寒い冬の大芝生の徹夜の観察を追体験してみてください。そして、あなたの身の回りに今ある課題を見出し、問いかけてみてください。この本は、自由学園事務室で購入できます。
『海の森の物語』横浜康継著、新潮選書、1,365円
夏休みには、海辺でゆっくりと過ごされる機会も多いと思います。地球の表面の7割を占める海の森の「知られざる植物たちの謎解き探検物語」です。干潮の磯から始まり、深く広い海の森に案内され、それらが現在の陸上の森とどのような関係にあるのか、そして太古の地球環境からどのように変化してきたのか、これからどのようにしていったらよいのか。著者は海辺での40年の経験から、「身近なフロンティア」の不思議と魅力を若い人々と分かち合います。この夏に海辺を訪れる人も、今は機会のない人も是非、手にとってみてください。
『イネの文明―人類はいつ稲を手にしたか』佐藤洋一郎著、PHP新書、714円
イネの遺伝学者である著者は、日本の遺跡から出土された種子の生物学的、遺伝学的特性についての研究にもたずさわるようになりました。種子の形態や遺伝子DNAの分析から始め、やがて中国、東南アジアの遺跡へと研究が広がっていきました。
著者は、現生の東アジアのイネについての野生イネと栽培イネ、稲の栽培化、インディカとジャポニカなどの広範な知見とあわせ、表題の『イネの文明―人類はいつ稲を手にしたか』について述べます。臨場感あふれるフィールドの経験にひきこまれ、わたしたちの主食である米の現在と今後について、この風土の中で考えていきましょう。
地理・地学の先生 推薦(女子部・最高学部)
『地球を測る』大塚道男著、朝日選書、798円
地球の形や磁場などに関するいろいろなことが詳しくわかってきているが、それは過去の科学の進歩に重大な足跡を残した学者たちの業績の積み重ねがあったからである。そのプロセスをていねいに振り返りながらテーマにわけ、地球について楽しく易しく解説している。
『地震・プレート・陸と海 ―地学入門』深尾良夫著、岩波ジュニア新書、819円
「海と陸はどう違う、海はなぜ深い、海の底が生れる、山はなぜ高い」など10のテーマにわけて、解説されている。著者は地球の内部構造など研究している地震学者である。難しい地学の事象を内容の質をそのままに、わかりやすく、工夫されたイラストを使い説明されていて、地学入門の素晴らしい本である。
『極北シベリア』福田正巳著、岩波新書、819円
シベリアで著者が行なった発達する永久凍土や地形の調査とロシア人との交流、シベリアの長くて寒さの厳しい冬や短い夏などの自然の様子など、著者の体験を通して書いたシベリアの紹介の本。資源開発などで、注目されているシベリアのことがわかる本です。
『メタセコイア』斉藤清明著、中公新書、754円
1941年 日本の植物学者 三木茂によって、化石植物の新種として発表されたメタセコイアが、その数年後中国の植物学者胡氏らにより中国重慶の奥地で生きた化石として発見された。 アメリカの植物学者チェイニー氏等により現地調査が行われ苗木も世界に送られた。植物化石の調査で三木氏がどのようにしてメタセコイアを発見したか、中国の
奥地で植生調査がなぜ行われたか、その後来日したアメリカの学者たちの協力など、第2次世界大戦前後の世界の大きな動きの中での「生きた化石メタセコイア」大発見の様子が感動的に描かれている。 自由学園にもあるメタセコイアの木についてもっと知ってみよう。
哲学の先生 推薦(最高学部)
『哲学の謎』野矢茂樹著、講談社現代新書、714円
日常的な場面からさまざまな哲学的問題を浮かび上がらせ、それらの問題について考察していく哲学入門書。2人の登場人物の対話形式で、難しい言葉を使わずに考察をすすめる。哲学にまったく触れたことのない人でも 気軽に哲学の世界を体験することができる良書。
『翔太と猫のインサイトの夏休みー哲学的諸問題へのいざない』永井均著、ナカニシヤ出版、2,100円
中学生の翔太が飼い猫のインサイト(インサイトはなぜか翔太と会話ができる)と一緒に哲学的問題について考察していく哲学入門書。基本的には、『哲学の謎』と同じく対話形式で、難しい言葉を使わずに考察を進めるが、ところどころ哲学史に関する簡単な解説もついてくる。
歴史の先生 推薦(男子部・女子部・最高学部)
『アルケミスト』パウロ・コエーリョ著、角川書店ほか、580円〜
古本屋でまわりの冴えない本に混じってカラフルな表紙が眼にとまった。タイトルは『アルケミスト』つまり "錬金術師" である。「うさんくさい」と思いつつ、一度は戻したものの、もう一度手にとって、表紙が気に入ったというだけの理由(をつけて)、私のものになった。そして、新しい扉を一つ開けたような気がする。
羊飼いの少年サンチャゴは同じ夢を二度も見てしまった。
「エジプトのピラミッドで隠された宝物を発見できる。」…
そして、夢を信じた少年の長い旅が始まった。
主人公の少年は予期しない出来事を何度も経験しながら、だんだんピラミッドに近づいていく。 でもその前に「砂漠」が横たわっていた。この「砂漠」を舞台に繰り広げられる物語が全体のクライマックス。題名の『アルケミスト』はもちろんだが、この「砂漠」こそ隠されたキー・ワードではないか。アルケミスト(錬金術師)との交流、 少女ファティマとの出会い、 砂漠なら暑いはず(?)なのに、読んでいて汗を感じないというか―感じさせない、不思議な体感。湿度の高い日本では体験できない、「乾いた感覚」がこの本を支配する。イエスはその乾いた地方で生まれ、キリスト教はそこから広まった。「砂漠」での少年サンチャゴの試練は、そのままイエスの試練とつながるのだろうか。少年が風に変わろうとしてありとあらゆる手を尽くし、風と対話を試みたり、太陽と対話を試みる場面は幻想的だが、対話の内容は(今まで誰かが散々言い尽くして)使い古した言葉なんだけど、ここではそれが新鮮で輝いて聞こえる。著者は物語の後半で、アルケミストに「夢を追求する一瞬一瞬が神との出会いだ」と語らせる。そう、この本のサブタイトルは「夢を旅した少年」。だからこの言葉は少年サンチャゴへの答えであり、同時に読者への一つの贈物であろう。いよいよ旅の終わりが近づいて、少年とアルケミストが別れるとき、アルケミストは驚くような話を(毎朝礼拝を聞いている皆ならすぐわかります)少年に聞かせ「何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らないのだ」と言って去っていく。結末は読んでのお楽しみです。いろいろなことを思い描きながら読める本で、きっと「夢」に立ち向かう勇気がみんなの中にも生れると思う。
考古学の先生 推薦(最高学部)
『イネの文明 人類はいつ稲を手にしたか』佐藤洋一郎著、PHP新書、714円
みなさんはお米を一日に何回食べていますか。日本人にとって「ごはん」といえばお米のご飯をイメージするほど、お米は食生活に密着しています。その稲は、日本には縄文時代の終わりに中国大陸から渡ってきたと考えられています。つまり、自由学園で暮らしていた縄文人は「お米のごはん」は食べていなかったのです。では、中国大陸ではいつからどのようにして稲が栽培されるようになったのでしょう。この本は、そんな謎にイネの遺伝子(DNA)を調べることで挑んでいきます。そして稲の栽培が私たちの社会や文化に与えた影響についても考えています。そのため、この本にはDNAなど理科の時間に聞くお話と、歴史の時間に聞くお話しとが出てきます。ですから、理科か歴史に興味がある人に是非読んでもらいたい一冊です。どちらかの科目は苦手という人も多いかと思いますが、そんな認識を変えるきっかけになってくれればと思います。ちなみに、私は理科が苦手ですが、この本を読んで理科もおもしろいと思いました。
体操の先生 推薦(女子部・最高学部)
『すばる望遠鏡』家正則著、岩波ジュニア新書、819円
夏の夜空にひろがる無数の星々を見上げながら、日本が誇る8メートルの光学赤外線望遠鏡の誕生と宇宙観測の可能性について、読んでみませんか?
図書館から
図書館の先生
『織と文』志村ふくみ著、求龍堂、5,000円
『織と文 続 篝火』志村ふくみ著、求龍堂、5,250円
染織家でありエッセイストでもある著者の作品とエッセイが織りなすハーモニーに引き込まれ、1ページ1ページをゆっくりとながめてしまう1冊。日本の伝統色、また新しい試みの色の調和の美しさと共に、文章の美しさ、やわらかさから気品のある日本語を学ぶこともできます。
須賀敦子さんの著書、『ミラノ霧の風景』ほか11冊
イギリス現代女流作家ロザムンド・ピルチャー著『シェルシーカーズ』ほか11冊
女子部卒業生より寄贈されましたので、合わせてご紹介します。
ピルチャーの本の翻訳は大半が以前に卒業式で来賓としてお話してくださった中村妙子先生です。
編集係から
『学習力トレーニング』海保博之著、岩波ジュニア新書、819円
『勉強法が変わる本−心理学からのアドバイス』海保博之著、岩波ジュニア新書、819円
『10代の真ん中で』村瀬学著、岩波ジュニア新書、819円
『高校生なんでも相談』斎藤次郎著、岩波ジュニア新書、777円
『本−起源と役割をさぐる』犬養道子著、岩波ジュニア新書、880円
『地球は火山がつくった−地球科学入門』鎌田浩毅著、岩波ジュニア新書、819円
『恋の歌、恋の物語−日本古典を読む楽しみ』林望著、岩波ジュニア新書、777円
今年は、せっかくそろえているのに皆がなかなか読んでくれない。表紙も地味な堅いイメージのある 『岩波ジュニア新書』から何冊か紹介します。"ジュニア"という名前が問題なのかどうか。自分に関係ないと思っている人が多いかもしれませんが、実は中等科だけでなく高等科、最高学部、そして大人にもおすすめのシリーズです。
「レポートの宿題が出て困った」
「どこに相談したらいいかわからない」
「調べなければならないけど、今使っている本はわかりにくい」
「興味はあるけど、いまさら先生には聞きたくない」
って思う事はありませんか? ひょっとしたらこの『岩波ジュニア新書』が答えてくれるかもしれません。たまには地味な表紙を開けてみませんか?表紙のきれいな本ばかり、読んでいる人もいると思いますが。長い夏休みにこそ、中身がたくさんつまっている本に挑戦してみてほしいと思います。『岩波ジュニア新書』は残念ながら本屋さんに置いていないこともあります。本屋さんに相談するか。上手に図書館を使ってみてください。最近発売されたものから、私がおもしろかったものを何冊か紹介します。他にもたくさんの種類の本があるので、ぜひ図書館に探しに来てください。
最後に最近発売された本の中から
『星新一 ショートショートセレクション 全15冊』、理論社ほか、1260円〜
短編をたくさん書いた"星新一"。他の出版社からも発売されているが、理論社のものは、本にあまりなれていない人におすすめ。ともかく、短い!おもしろい!
『ウィッシュリスト』オーエン・コルファー著、理論社、1,449円
14才の元気の良すぎるメグが魂になってしまった。地獄に行かないためには、おじいさんの願い事をかなえなければならない。スピード感あふれる、読みやすい本です。
『精霊の木』上橋菜穂子著、偕成社、1260円
新版となって戻ってきました。上橋菜穂子さんのデビュー作のSFファンタジーです。『守り人シリーズ』とちがう雰囲気を持つ本です。
『オレンジガール』ヨースタイン・ゴルデル著、日本放送出版会、1,575円
とつぜん11年前に亡くなった父から手紙がきた。オレンジガールとは誰か?!昨年10月に世界同時発売された本です。ぜひみなさんに読んでほしい一冊。
(図書館)
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