「新年礼拝で志木市議員の女子部卒業生がお話」
  update 2006/1/2  幼児生活団・初等部・男子部・女子部・最高学部

新年礼拝
新年礼拝の様子

新年礼拝
十文字学園長のお話

新年礼拝
天田いづみさんのお話


写真:八木顕人(高等科2年)

元旦午前10時から約300人の生徒、父母、教師、卒業生ら自由学園関係者が集まって、60周年記念講堂で新年礼拝が行われた。

男子部・井上建比古先生の司会で、讃美歌411番、聖書コロサイ書3章12−17節朗読。続いて、十文字輝雄学園長が平和と環境についてお話をされた。学園長は、地上に住む63億人の多くの人が飢え・災害に苦しんでいる中で、人々が平和を守ることの重要性を訴え、ますます重要性が増している環境問題について、学園としても東久留米市の活動に積極的に協力するなど、身近に出来ることから取り組んでゆきたいと話された。

そのあと、女子部55回生で埼玉県志木市の市会議員をされている天田(あまだ)いづみさんが、現在の環境問題を中心に取り組んでおられる議員としての現在の自分の中で、自由学園で学んだことが大きく役に立っている、という話をされた。

天田さんは、女子部の時代には身体があまり健康でなく、いつも誰かに助けてもらう弱い生徒で、目立たない存在だったと自己紹介された。それが今から20年ほど前に、自分の住む地域の小学校で桜の木の毛虫を除去するために、市が強力な殺虫剤を使おうとしたのに反対したのをきっかけに、子供と一緒に毛虫を手で取り除くことから取り組み。いつしか環境問題に積極的に取り組むようになり、普通の市民の声を反映させるために市議会議員になってしまったという経緯を、エピソードを交えてはなされた。

高等科から入学して清風寮に暮らした1学期の最後に当時の室長から「あなたは、弱い善人ね」と言われたことを思い出し、「リーダーを育てる」という学園の教育は、人の上に立つリーダーではなく、その場その場で与えられた仕事に欠かせない人になることが、学園が目指すリーダーであることを実感し、「強い善人になる」ことを目指す毎日だ、というお話をされた。

(広報室 堀田純一)