「講演・アホウドリの復活を夢見て」
  update 2005/7/13  男子部

アホウドリの復活を夢見て
お話される長谷川博先生

アホウドリの復活を夢見て
スライドとビデオを用いて解説される

7月11日(土)の3、4時間目に男子部では長谷川博先生(東邦大学理学部教授)をお招きして、「アホウドリの復活を夢見て」と題してお話をしていただいた。長谷川先生は戦後絶滅寸前に追い込まれたアホウドリを守るために、長年鳥島で研究活動を続けてこられた。

羽毛をとるために1900年初頭より乱獲されたアホウドリは戦後絶滅寸前までになってしまった。1973年イギリスの研究者ティッテルが鳥島に入り24羽のアホウドリを確認した際に長谷川先生は同行され、それをきっかけに保護活動を開始された。1980年代はハチジョウススキの株を移植して繁殖コロニーを作り、安定した繁殖率が得られるようになったが、その後火山活動が活発になり泥流がコロニーに流入し、1990年代には従来のコロニーを地滑りの起こらない斜面にするとともにデコイ(模型)を並べ録音した鳴き声をスピーカーで流してアホウドリを集めて新しいコロニー形成に挑戦した。その結果、鳥島ではアホウドリが1000羽を越すまでになった。

スライドとビデオを通して、アホウドリのコロニーが守られていく様子が映し出され、生徒たちも関心を持って聞くことができた。

(男子部教師 山縣 基)

アホウドリ保護に関するホームページ