「ネパールワークキャンプ」
  update 2005/08/12  最高学部

ネパールワークキャンプ

学部が夏休みに行っているネパールワークキャンプも今年で16年目を迎えました。 今年度は7月11日から8月3日まで、学生24名(4年生1名・3年生5名・2年生12名・1年生6名)と教師4名(うち1名は前文化人類学講師)が参加しました。十文字輝雄学園長も前半同行しました。ここでは活動中の記録から、ワークキャンプの様子を紹介します。




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●7月11日   國井大輝(3年)


一日の流れ
成田空港の第2ターミナル、Eカウンターに14時半に集合した。遅刻者もいなく、順等な滑り出しであった。そして、飛行機に乗り込み、17時頃に出発し、タイに22時頃(現地時間、日本との時差は2時間)に到着した。そこからバスに乗り込み、22時40分頃にホテルに到着した。夜も遅いため、外出は禁止であった。

様子と感想
初日であったが、大きな問題もなく、無事にタイまで来ることができてよかった。ワークキャンプをするという実感が湧いてきた。これから先に何が起こるかはわからないが、一つ一つやるべき事を丁寧にして、よい活動にしたい。去年は体調不良者が多く出てしまったが、今年は皆が健康的にワークを行うことができるとよい。また、皆の安全面を考えたワークにしたい。




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●7月12日   石崎五葉(1年)より報告


一日の流れ
6時に起床し、7時40分にホテルを出発し、専用バスで空港に行きました。タイ空港を10時25分に出発し、カトマンズ空港に現地時間の12時10分に到着し、バスで、カトマンズ市内を走行し14時40分無事宿舎に到着しました。その後軽食をいただき夕飯まで自由時間にしました。少し要領がわからず食事準備が遅れ、夕食は18時の所を18時20分、その後の集まりは、19時の所が19時20分からとなってしまいました。1日目なので集まりは短く、必要事項を伝えて終わり、その後は自由時間となりました。

様子と感想
朝の集合から集まりがよくなく、幸いバスの到着が遅れたため目立ちませんでしたがもう少し気を引き締めて、集まる時は集まれたらいいと思います。その後も少しずつ色々な時間に遅れが見えたので、自分も含めてですが気をつけて生活したいと思います。今日の夕食は皆の交流をふかめるため男女交互に座りましたが、今後は自然に混ざって楽しく、充実した日々を過ごせたらいいと思いました。一人ひとりが健康に注意し、これから始まる3週間を良いものにできたらよいと思います。




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●7月13日   高倉 恵(1年)より報告


一日の流れ
予定より少し遅れて出発して、まずルビコーラにて田中ラダ基金で作られたチョータラを見学しました。その後 DFO の方に会ってお話を伺い、契約書への調印をしました。その後 TRAINING CENTER に戻って昼食をしました。午後はスリカンダプールとスウェットガネッシュに行き、調印式をしました。その後はこれからする植林地を視察しに行き、有志のものでジャレスワールに行きました。

様子と感想
朝から予定も沢山つまっていたので、ひとつ予定がずれると時間がどんどんズレていってしまいました。1日で多くの場所に行ったのですが、どこに行っても居眠りしてしまう人は数人いました。けれどお互いが励まし合う姿が何度も見られた事は、とてもよい事だと思いました。DFO の方のお話は興味深く、特に「農業、林業、家畜はネパールには欠かせない。その3つがお互いを支えあって成り立っている」というお話はとても心に残りました。また、午後に訪問した2校も私たちをとても歓迎して下さり、その期待にこたえられるようにいつも一生懸命生活したいと思いました。今日は雨の中を濡れながら行動したり、ヒルに刺された人もかなりいたので体調管理をしっかりしたいです。今後気をつけたい事は、朝出かける前に洗濯物をしまい忘れる人がいたので、そういうことがないようにしたいです。




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●7月14日   長澤ゆず子(1年)より報告


一日の流れ
予定の7時より30分遅れで去年までの植林地だったジャレスワールに出発した。そこで4グループに分かれて weeding(木の周りを耕す)、pitting(穴を掘る)、trimming(剪定)を行った。10時頃に帰宅し、昼食まで各グループそれぞれ授業の準備をした。午後は引き続き準備をするところ、買い物に行く者、宿舎に残って睡眠をとる者など、それぞれ自由に過ごした。

様子と感想
今日は初めてのネパールでの植林活動でした。皆、なんとなく感覚がつかめたと思います。出発時は曇っていたものの、しばらくすると晴れたのでとても暑くなりましたが、熱射病になるものはいませんでした。2時頃までとてもよく晴れていたので、外に糸を張って洗濯物を皆干していました。昨日の雨で濡れていた靴も乾きましたが、ネパールは基本的に晴れでも湿気のため乾きにくいようです。水の使い過ぎのためか、夕方頃断水になりました。ですが、これを書いている9時現在は雨が降っているので、そろそろ水が溜まってきているようです。これからは各自節水を心がけたいと思います。また、初めて停電を経験しました。頻繁に起こるので、懐中電灯は手元に置いて夜は過ごしています。




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●7月15日   野本詩乃(1年)より報告


一日の流れ
植林、生活調査ともに、本格的な活動が始まった日で、共に7時に出発した。植林はジャレスワールで行い、ウィーディングと補植を行った。1時間近く早く終了したため、その後ガネーシャのお寺の見学に行った。生活調査は、ダネッシュウォー村で行った。それぞれの活動終了後は、授業の準備などをすすめた。

様子と感想
植林、生活調査が本格的に始まったというものの、交流が始まっていない事もあり、全体的にゆっくりと過ごせたと思います。あさってから始まる授業に向けて、各グループ着々と準備をすすめられていたようでした。植林の方法が日本で学んだものと違うところもあり少し戸惑いましたが、手際よく作業を進められたと思います。これからどんどん本格的になっていくと思うので、精一杯力を出し、体調管理にも気を使って生活したいです。




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●7月16日   水野 遙(1年)より報告


午前中は各係の準備で、リーダーと先生はチョウタラの件でドビコーラへ相談に行かれた。午後はエリアスタディでコセイタムテンブルとサンデソリーテンブルの2箇所。朝の準備時間は皆のんびり過ごしていた。明日からは本格的なWORK(授業)が始まるので、各グループでデモンストレーションをしたり入念なチェックをしている姿が見られた。午後はエリアスタディに行く人や、HARATIで休む人に分かれた。少し小雨が降る中でのスタディだったが、良い学びができた。自分も入れて体調が崩れてきている人が出てきたので無理はせずに皆健康にすごして欲しいと思う。




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●7月17日   脇 智規(1年)より報告


一日の流れ
本日から本格的な植林・交流が始まった。朝食後、植林で植える苗をジープに積み込み、7時に生活調査と植林に分かれて出発した。植林はジャレスワールとバカダプラに分かれて植林を行った。ジャレスワール(J)ではメンバー6名のみで、バカダプラ(B)では主にSKとSGの子供たちと苗を植えた。それぞれ、Jでは89本、Bでは105本の苗を植えた。10時過ぎに帰宿し、昼食までは各グループ・係りごとに準備をした。午後は、13時に全員で出発し、SKとSGに分かれて授業をした。16時に帰宿した。集まりは、先生方の会議が入ったため、19時30分から始まり、21時に解散した。

様子と感想
Bでの植林は、小田先生から数々の注意点を挙げられた。初日と言うこともあるので、明日から改善できれば良いと思う。Jでは、2〜3人の子供が来て一緒に苗を植えた。少ない人数であったが、予定どおりに苗を全て植えることできた。SKでは、授業を子供たちが素直に楽しんでいた。美術の「将来の夢」では、自分の将来に向き合い、少ない時間ではあったけど、それぞれが自分についてよく考えていて、良い時間が持てたと思う。SGでは、授業まで時間が30分ほどあったので、子供たちと遊んだ。文化・科学ともに、まずは子供たちが楽しめ、実際に触れて学べていたと思う。夜のミーティングのとき、体調の優れない人が数名いた。元気な人も気を緩めずに、この週を乗り切っていってほしいと思う。




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●7月18日   今井雄太(2年)より報告


一日の流れ
今日が本格的に始まって2日目になり徐々に不健康者が増えてきました。いまだ、1日中晴れの日はなく今日もほぼ1日中、曇り時々雨という天候でした。午前中は、生活調査と植林の2グループに別れ、6時50分に出発しました。植林グループはバカデダラに行きました。学生、教師、ネパールの子供18人、大人約10人とで植林を行いました。Lapshiを60本、sallaを45本、合計105本植えることができました。その後、トレーニングセンターに戻り昼食をとった後、スリカンダプールに体操、植林、スウェットガネッシュ、美術、科学に別れて交流を行いました。植林、紙芝居、体操、中あて、美術、糸電話、科学、あぶり出し。中あて以外はわりと順調に行ったと思います。

様子と感想
植林は昨日の反省点を活かした活動になっていると感じました。子供が元気すぎて、みんなが子供をコントロールできなかったように思いました。これから少しずつ、ミーティングで話し合い、良いものにしていきたいです。午後の交流については、体操の中あてがうまくいかなかった原因として、人数が多かったこと、英文の不十分な所、女の子にはあまり向いていないスポーツ、ということがあげられていました。




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●7月19日   篠塚彩恵(2年)より報告


一日の流れ
今日は、生活調査のない日だったので、午前中は、不健康者以外の全員で植林に行った。ジャレスワールに6人行き、残りの人はボカテガラに行った。ネパール人は、ジャレスワールに5人,ボカテガラに子供は46人、大人も合わせると、村人が総出で来たので100人近くになった。仕事は順調に進み、ボカテガラの方は8時40分に、ジャレスワールの方は9時半に仕事を終える事ができた。10時前に宿舎に着き、昼食までそれぞれの時間を過ごした。昼食後は掃除をし、1時にバスで出発した。スリカンダプールでは、文化と科学の授業をした。スウェットガネッシュでは、体操と美術の授業をした。スウェットガネッシュの授業後、少し遊んでいてすぐに帰らなかったので、宿舎に帰ったのは4時頃だった。その後は、夕食までそれぞれの時間を過ごした。今日の夕食はモモだったので、モモ作りの手伝いを出来る人はした。夕食後のミーティングは予定通り7時から行った。

様子と感想
不健康者は、午前中の労働と午後の交流には出なかったが、昼食には3人が顔を出し、夕食にはもう1人も顔を出した。不健康者はだんだん元気になりつつあり、また、新たな不健康者はそんなに目立たないので、よかった。1日も早く皆が元気になってほしい。午前中の労働は、ジャレスワールの方は順調にいったものの、大変な労働だった。ボカテガラの方は、人数が多すぎて、学園生1人につき4〜5人見る事になり、まとめるのが大変だった。岩が多く、植えられない場所も何カ所かあった。明日以降も人数は多いかもしれないが、上手くまとめていけるように努力していきたい。午後の交流は、ハプニングが起きるところもあったが、どちらの学校でも、生徒たちは皆とても楽しんでいた。用意した通りに行かない事があっても、そこで慌てず、冷静になって臨機応変に動ける事が大切だと思った。今回、担当グループ以外の人の力の大きさというものも感じた。自分の授業以外でも、積極的に力を出して良い支えになっていきたい。




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●7月20日   朝香友紀子(2年)より報告


一日の流れ
不健康者を除く学生21人と、教師4人の合計25人は、予定より、少し遅れてボガデダラの植林地へ向かった。予定より遅れたのは、マドゥ氏が、今日で最後だと言う挨拶をしていたためである。植林はいつもより少し時間が長引いて終わった。帰宅後、いつも通り昼食を取り、1時から交流に出かけた。今日は、SKで美術、文化、科学の授業、SGで体操、植林の授業をした。科学の授業は予定外であったが、明日が National Holiday で、学校が休みとなるために、今日明日の予定の授業をする事となった。Skでの授業後、SGの授業が終わるまでに、少し時間があったので、夏井先生と、神先生と、SKでの授業をしたグループの人は、近くのお店で、お茶を飲んで、SGのグループが終わるまで時間をつぶした。帰宅後は、雨が降っていたために、バネパへ買い物に出かける人はいなかった。礼拝、集まりの時間に、クロと呼ばれる犬が入ってきたため、皆の視線を集めていた。

様子と感想
今日は晴れていたため、植林地は非常に暑かった。交流の方では、SKと、SGでの交流は最後であったため、さみしく思っている人もいた。不健康だった3人が夜には回復したようで、良かったと思う。



●7月21日   栗原宏明(2年)より報告


一日の流れ
今日は26人でバカテダラに行きました。センターを7時過ぎに出発し、7時20分頃から植林を始めました。今日も昨日と同様に現地の子供が大勢集まりました。子供達が勝手にどっかに行ってしまい適当にプランティングしてしまうという事がありました。途中雨が降りましたが労働に支障がでるほどではありませんでした。植林は9時過ぎに終わりました。午後はフリータイムでそれぞれ準備をしたり、バネパに買い物に出かけたり、センターで休むなどそれぞれの時間を過しいていました。午後から1人体調が悪くなり夜食をとる事ができませんでした。ネパールでは今日は先生を敬う休日だったので、小田先生、夏井先生、神先生、曽我先生にプレゼントを差し上げました。

様子と感想
今日は午前の労働も早く終わり、午後もフリータイムだったので自分の時間の多い1日だったと思います。




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●7月22日   山口 梓(2年)より報告


一日の流れ
朝食が普段より少し早く6時20分ごろ終わり、植林の出発までの時間はゆっくりとしていた。バガテダラでの植林が最終日であったため、参加した子供、村人の人数も多かった。そのため苗を植えることも早い時間に終わり、道具の片付けも手早く終わった。その後村人からのお別れの挨拶等があり、歌やダンスを見せてもらい、私たちも”散歩”を歌った。10時頃センターに帰り、午後からパワン先生宅へ伺うために11時30分に早めの昼食をとり、曽我先生と学生はローカルバスに乗り、パワン先生宅へ向かい、小田先生、神先生、夏井先生と学生1人の4人は1時半にドビコーラに出発した。パワン先生宅では喪が明けたセレモニーの食事作りの見学をして、ネパール料理をいただいた。帰りはバスに乗って帰った人と徒歩でセンターに帰る人とにわかれ、4時半頃には全員帰り着いた。その後はバネパに行く人もおらず、各自時間を過ごした。

様子と感想
植林最終日ということで、皆、気合いが入っていたようであった。たった6日間、朝の2時間足らずの時間を子供と共に木を植え、村人と交流をしたことでこの短い時間がとても大きなものであったこと、この時間が来年からのワークにもつながることを感じた。午後からはパワン先生のお宅に伺い、料理を見て、食事をいただきネパール料理の辛さも体感することができた。今日でワークの前半が終わり、残り1週間となった。植林が終わったことで一段落したが、後半の予定が順調に進むように週末の時間を上手く使いたい。




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●7月23日   田中晴也(2年)より報告


一日の流れ
午前中はエリアスタディで、午後はレポート作成で、生活調査の人は生活調査へ行った。 7時15分にトレーニングセンターを出発。途中で、Madhuさんの奥さんであるチャンチルさんとその息子と娘と福島あずささん(卒業生で現在は大学院生)が合流する。そして8時45分にパランチョークに到着する。とても標高が高い町であった。それからパランチョークの町やお寺をチャンチルさんの案内で見学する。その後10時にパランチョークを出発し、途中パンチカルで、一時下車して DFO の苗を見た。パンチカルには治安が良くないらしく、検問や軍の施設が多くあった。何回か兵士が検問の時にバスの中に入ってきた。そして11時35分にトレーニングセンターに着いた。午後は生活調査の人は13時から生活調査へ行き、他の人はレポートを書いた。記録が終わり余裕をもてた人の中でバネパに買い物に行く人がいた。また午後からは橋本雄太君(同じく卒業生で現在は大学院生)が合流した。

様子と感想
パランチョークへ行く途中、土壌が赤くなっていった。同じネパールなのにこれほどまで土壌の質が変わってしまうことにびっくりした。もう一点は兵士がとても多かったことだ。検問は何回も通ったし、兵士もバスに乗ってきた。今まで過ごしていたバネパとは違って、治安の悪さを痛感した。毛派の人もいるらしく少し怖かった。ある意味で貴重な体験ができたと思う。またパンチカルのヒンドゥー教のお寺を見学させてもらったが、初めてみる形式だった。まだ勉強不足なので、もっと知識を増やしたい。



●7月24日   田口玄一郎(2年)より報告


一日の流れ
6時に朝食をとってから生活調査の第2グループが6時50分、植林部隊は7時に出発した。植林はボカテダラでの最終確認隊とジャレスワールの補植隊(WEEDING/PITTING/TRIMMING)に分かれて活動した。8時50分頃にはボカテダラの仕事が終わり、帰る途中でジャレスワール部隊と合流して10時に帰宿した。12時から昼食で、午後は生活調査が12時40分に出発、SJで交流する人達は1時出発で1時20分頃には到着した。4時に交流が終了して帰ってきたのは4時20分だった。生活調査の人達は既に帰ってきていた。

様子と感想
日番になってから一つ気になったのは時間に揃わないことが普通になっていることだ。それまでは僕自身「時間に揃う」ということが出来ていると思っていたのでそれほど問題意識はなかった。しかし日番になり時間を気にするようになってみるとたった数分のことではあるが「時間に揃う」が自分も含めて出来ていないことを知った。すこしくらい遅れても許されるのがある意味団体としての結束なのかもしれないが、その結束が馴れ合いになっていることを日番になって感じた。日々の活動だけでなく自分が属する団体のことも一人ひとりがもっと意識を高めていけたらより気持の良い団体になると思う。毎日の植林や交流、生活調査といった活動は一人ひとりが力を合わせなければできないことだが、お互いが協力し合っている中でそれぞれが持っている力を惜しみなく出していると感じた。この活動の全てが正しく、成功と言えるかは僕たちには分からない部分はあるけれども、僕はこの活動が誇りに思えた。残りの日々も自分たちがネパールのために出来ることを信じて精一杯していきたいと思う。言語の壁はあっても人間としての繋がりにはなんの隔たりもない。まだまだ僕自身、ネパールのこともここに住む人々のことも、そしてこのワークキャンプのことも知らないことが多いがゆっくり確実に吸収して理解を深めていきたいと思う。



●7月25日   小林ゆり(2年)より報告


一日の流れ
6:50に生活調査第2グループが出発し、8:00にその他の人がKUHSに向かった。午前中は科学、美術、文化、体操の授業をした。10:00過ぎに生活調査のメンバーもKUHSに到着、昼食はKUHSでとった。12:20に生活調査第4グループがKUHSを出発、その他の人が12:45にSJに向かった。午後の授業は体操、文化、美術、植林。4:20に帰宿、生活調査第4グループがその30分後に帰宿した。6:00から7:00まで参加学生の1人の誕生日祝いを兼ねて夕食を長めにとった。庶務渉外の係がホットケーキを焼いてマンゴーケーキを作った。7:30から遅れてミーティングをとった。

様子と感想
日差しが強烈な1日だった。KUHSの丘からはヒマラヤ山脈が見られた。SKやSGと比べて授業のコマ数が多くなったが、皆が1つの学校に行くので、自分の担当する授業まで待機する人が多く出た。その人達は手伝いや準備をした。今日と同様にこれから数日間はメンバーがばらけて行動することが増えると思うが、もし自分に暇があってもその時間帯に違う場所で活動しているメンバーのことを時々でも思い出せると良いと思う。最近は授業の終了時間が遅く帰宿後の個人の時間が減ったり、夕方までトレーニングセンターに戻ることが出来なかったり、ミーティングが長引いたり、記録を夜遅くまで書いていたり、日差しが強かったりと体調を崩しやすい要因が転がっているので、体調管理に気をつけたいと思う。



●7月26日   長谷川 滋(2年)より報告


一日の流れ
6時10分に朝食が始まり、25分に終了。6時50分頃生活調査第3グループが出発し、交流組は8時に出発した。午前の交流が終わったあと、KUHSで昼食をとり、KUHSホステルですいとん、SJで交流、生活調査第4の3グループに分かれて午後の活動を行った。

様子と感想
ミーティングで聞く限りでは、本日1日を通して大きな失敗や障害があることもなく、皆順調に交流を終えたようであった。生活調査の方は、昨日までと異なる場所、個々の家庭事情よりも街のいくつかの機関での調査でいい刺激を受けたようであった。僕自身はまず午前に折り紙の交流をした際、他の学校に比べて異常なほどおとなしいのが気になった。KUHSのシニアは、授業で先生の声が聞こえなくなると好きなことをやる様な、まあどの学校でもありそうな光景であったが、ジュニアは授業(交流)中は誰も喋らなかった。それは教育がいいからなのか、外人が授業をすることで緊張をしていたのか定かではない(おそらく前項だろう)が、紙飛行機大会で楽しんでもらえたことは明らかであったのでそれは良かった。ネパールの学校の子供達との交流で、日本人の学力低下の原因の一つが物の多さであることを確信した。日本には輸入品を含め遊び道具なる物さえありふれているが、ネパールには数えるほどしかない。ネパールの子供にとっては知識や他国の文化も楽しむ要素となっているので、吸収も早いことだろう。すいとんは味噌汁をベースに作った。ネパール人がみその味や割り箸に驚きと喜びを感じているのが伝わってくると、こちらも嬉しくなる。名前くらいしか知らない國の文化や郷土料理、言語が現地の人から教われる喜びはまた格別のモノであることは、今まさに味わっているところであるからよくわかる。お互いに心と身体で交流が出来ていること、その実感が毎日様々な場面で得られる喜び。そんなささやかな幸せを日本でも味わえるようにするためにも、この経験は価値ある宝になると思った。



●7月28日   箭内一道(2年)より報告


一日の流れ
05:00 起床
06:00 朝食
07:00 ドゥリケルスタジアムに向けて出発
08:10 サッカーの試合開始
09:30 KUHSへ出発
10:20 バスケの試合開始
12:30 昼食やお風呂(宿舎にて)
14:10 KUHSへ出発
14:30 パーティに出席・エイサーの披露・ホステルにて軽食
17:00 帰宿
18:00 夕食
19:00 ミーティング
22:00 就寝

様子と感想
今日は生活調査がなくみんなで行動できた。サッカーは炎天下の中35分で試合をした。みんな楽しんでやっていたと思う。しかし、スコアは0−4で負けてしまい個人的には1点も取れなかったこともあり悔しい思いをした。バスケは男子が40−26で女子は18−0で勝って去年のリベンジを果たしたと同時に自分もその試合に出られて良かったし楽しかった。午後からは不健康者も合流して一緒にエイサーも踊り元気に宿舎に帰ってきて楽しく過ごした。ミーティングも短く終わり、その後の時間は外で踊ったり、人と話したりそれぞれ楽しんでいたと思う。時間のことも呼びかけが出来て個人的にも日番として仕事は出来たのではないかと思う。



●7月29日   大塚 昂(3年)より報告


一日の流れ
朝食後7時から礼拝とミーティング。10時に終了して、以後は各自でレポート書きと自由行動。12時から昼食。昼食後 Farewell party の会場作り。14時半からモモ作り。18時から Farewell party。20時からミーティング。以後は食堂にてダンスパーティ

様子と感想
7時からの集まりでは、リーダーが礼拝の話をした後、メンバー全員が順番に今回のワークの感想を言った。持ち時間は1人3〜4分。しかしこの時間で終わらない者がほとんどだった。思いもあるだろうが、制限時間がある時にはそれに合わせる事も必要である。副リーダーが皆を戒めた。ミーティング後は教師と、リーダー、副リーダーがSK、SAAの2校へスカラーシップの調印式へ出発。他のメンバーはワーク後半の個人、係、グループのレポートを作成。昼食後は、ほとんどのメンバーがバネパへ最後の買い物に出かけた。14時半からは夕方の Farewell party に向けてモモ作りふつうの肉入りモモと、ベジタリアン向けの野菜入りモモを作った。スコールのためバネパから帰って来れない外出者もいたが、15時頃には全員がモモ作りに参加していた。15時からは女性陣はサリーの着付けをし、皆色とりどりのサリーに身を包み、現地スタイルになった。一方、男性陣はいつも通りのTシャツ短パン姿。来年度からはトゥピと民族服などが用意できると良いだろう。これでみすぼらしさは回避できるはずだ。18時からのパーティにはマドゥファミリー、交流を行った各校の先生方、バス,ジープの運転手などが出席。全員でモモをいただいた。食事の最後に2名のスピーチと、メンバー全員で歌(さんぽ、ありがとうの2曲)を歌い、外に出て記念撮影。パーティは終了した。夜は礼拝を行い、その後は最後の片付け、帰国準備をして、以後は食堂でネパール音楽のダンスタイムを楽しんだ。この日には特に寝込むほどの体調不良者もなく、皆元気に活動できた。反省点は、私の不注意によりパーティのセッティングに手間取ってしまった点である。