「卒業研究の第3回中間報告を行う」
  update 2005/12/21  最高学部

12月19日(月)に学部では、クリスマス礼拝の後、4年生卒業研究と2年課程2年生卒業勉強の中間報告会を行った。これは7月5日と9月26日に引き続き3回目の中間報告である。2月の論文提出にむけての最後の報告である。

あわせて今回は、3年生が取り組んでいる共同研究の中間報告も行われた。 これは7月5日に引き続き2回目である。


2年課程卒業勉強
27名が6つのテーマに取り組んでいる。それぞれの詳細は 最高学部2年課程「卒業勉強」 のページに記載させていただき、ここではとくに「珪藻(けいそう)の研究―池の浄化―」を紹介する。

「珪藻の研究―池の浄化―」
女子部校舎横にある池には、深いところで30cm以上の厚さの堆積物がある。この堆積物の多くが珪藻であるが、この利用法を研究している。これまでの活動としては、池の現状を正しく把握するために、水質調査、珪藻や藻類などの観察と同定、水温と堆積物の温度や量の計測、を行ってきたが、今回の報告では、堆積物を陶芸に利用するという試みが報告された。

卒業勉強中間報告3
「珪藻の研究―池の浄化―」の報告

卒業勉強中間報告3
堆積物を信楽の白土といろいろな割合で
混ぜ合わせて陶芸作品を作る


卒業研究中間報告3
「社会・教育」ゼミの報告を聴く学部生

卒業研究中間報告3
初等部6年生との「ヒヤリ地図」作成

4年課程卒業研究
24テーマの報告があった(1名欠席)。それぞれの詳細は 最高学部4年課程「卒業研究」 のページに記載させていただき、ここではとくに総合演習「社会・教育」による「交通安全をめぐる自由学園と近隣地域」を紹介する。

「交通安全をめぐる自由学園と近隣地域」
3つの社会調査を行っている。ひとつは自由学園近隣地域住民への交通安全意識調査、ふたつめは初等部6年生への「ヒヤリ地図」実験調査、みっつめは立川市「いきいき運転クラブ」への参加・実験である。それぞれが歩行者と運転者の意識を探っている。これら3つの活動をもとに、安全をめぐる自由学園と近隣地域の望ましい関係を探求している。



3年生共同研究
3テーマが進行中である。それぞれの詳細は 最高学部4年課程「共同研究」 のページに記載させていただき、ここではとくに「環境と経済」グループの報告を紹介する。

「自由学園南沢キャンパスにおける二酸化炭素(CO2)排出量の把握と改善策」
人類が早急に解決すべき喫緊の問題である地球温暖化に対して、知識のレベルを向上し、具体的に論じることができるようになった後、最終的には解決策としての、ライフスタイルや経済制度の変更をも含意する定常型社会を取り上げる。そのモデルとしての自由学園南沢キャンパスのあり方について、文献研究と実態の諸調査を並行して進めている。

共同研究中間報告3
「環境と経済」グループの報告

共同研究中間報告3
質疑応答



中間報告反省会
反省会

中間報告会は、夕方17時半までの長時間行われたが、最後まで学生からの活発な質問コメントがあった。他部の先生や講師の先生も多く出席くださり、報告者にとっても実に有意義な時間となった。

最終的な報告会は、以下の予定で行われる。
  3月4日(土)午前:2年課程卒業勉強
  3月4日(土)午後:4年課程卒業研究
  3月11日(土)午後:3年生共同勉強
残りの期間で、可能な限り良い内容を練り上げ、可能な限り良い報告ができるように努力してほしい。

(学部教師 遠藤敏喜)

「卒業研究の中間報告を行う」