「食の東久留米DAY」 地元 市内生産の野菜を全校でいただく /近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

「食の東久留米DAY」 地元 市内生産の野菜を全校でいただく /近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

近況

「食の東久留米DAY」 地元 市内生産の野菜を全校でいただく 

2014年9月10日

最高学部生に話をされる篠宮仁さんと島崎光司さん

自由学園では、幼児生活団幼稚園、初等部、女子部・男子部(中等科・高等科)、最高学部(大学部)の5部それぞれに食堂と厨房があり、昼食時には年齢に応じた献立、分量の手作りの食事を、各部で全員そろっていただいています。

9月10日水曜日。今日は全校で第2回目の「食の東久留米DAY」を実施しました。
学園の地元東久留米市内で生産された野菜を食事で頂くという取り組みで、今回は第2回目。
地域で農業の活性化に取り組んでおられる、若手生産農家のグループ「チームJIN」の皆さまに今回もご協力いただき、今日は、献立も工夫して、すべての生鮮野菜・果物を、地元生産のものとすることができました。(中等科以上の寮生の朝夕の食事の野菜も。)

使用した野菜・果物は、以下の通りです。
じゃがいも 玉葱 かぼちゃ オクラ トマト きゅうり なす 長ネギ ピーマン きくらげ マッシュルーム 小松菜 水菜 枝豆 しょうが にんにく 梨 デラウェア 巨峰
野菜の量は全校で260kg 梨250個 デラウェア50房 巨峰50房

学生が立てた献立(撮影も学生)

最高学部学生が考えた献立(撮影も学生) 市内産の巨峰は粒が大きく、収穫したてで新鮮そのもの

旬の野菜、しかも収穫したてで新鮮なみずみずしい野菜を頂くことが出来たことを、皆で感謝すると共に、身近でこのように様々な野菜が作られていることを知ることが出来ました。湧水の豊かな東久留米では、野菜もきれいな水で育っています。

昼食時には、「チームJIN」の代表者である篠宮仁さん、チームの島崎光司さんが来校してお話をして下さり、最高学部では、学生からの質問も受けて下さいました。
「どのようなことを大切にしていますか?」との質問に、土作りが最も大切であること。おいしいものを届けたいということを第一に、品種も1種類につき多数ある中から選択していることや、よりよい生育のために工夫し、打ち込んでおられることなど、生産者ならではのお話を伺うことが出来ました。

女子部は毎日生徒が学年交代で、自分たちで食事を作っています(約300人分)。今日は中等科1年生のお料理で、篠宮さんたちにも召し上がっていただきました。
献立は、パン、マーマレード(高1が作ったもの)、マカロニの煮込み、きゅうり・オクラ・トマト・わかめのサラダ 梨 牛乳

女子部中等科1年生がお料理した食事

女子部中等科1年生がお料理した食事

女子部でもお話をして下さり、最近新しく作り始めた珍しい種類のなすも見せて下さいました。女子部委員長(高等科3年)は、「私たちは、いつもお食事を作ったり食べたりしていますが、その時に、常に、野菜や果物を作って頂いていることを考えたいと思います。ありがとうございます。」と話していました。

今日は、新鮮なおいしい野菜を頂き、地産地消のよさを実感することが出来ました。
また、生産者の方々と交流することで、自然と向き合うお仕事のすばらしさを知ると共に、野菜を日々いただけることに対する感謝の気持ちも深まったのではないかと思います。

自由学園では、今後も、地域の生産者の方々とのつながりを大切にしたいと考えています。

珍しい品種のナスを見せてくださる。

珍しい品種のナスを紹介していただき、皆興味深く見ていました。

お話を伺って、感想とお礼を述べる女子部委員長(高等科3年)

お話を伺って、感想とお礼を述べる女子部委員長(高等科3年)

なす

見せてくださった新しい品種のナス。 白ナスとイタリアナス

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