自由学園は幼児生活団幼稚園から、初等部、女子部中等科・高等科、男子部中等科・高等科、最高学部までの一貫教育におけるすべての段階が東京都東久留米市にある「南沢キャンパス」に置かれ、武蔵野の面影を残す緑豊かなキャンパスで、4歳から22歳までの子どもが共に生活し学んでいます。創立当初は東京・目白(現在の西池袋)に校舎がありました。フランク・ロイド・ライト氏の設計によるその校舎は「明日館」と名付けられ、現在は国の重要文化財として動態保存され、広く社会に開かれています。
また、栃木県那須塩原市には農場、埼玉県飯能市・栃木県大田原市・三重県紀北町海山区には山林を有しています。
1941年、創立者の「男子を自然の中で育てたい」という思いにより、栃木県那須塩原市に広さ約53ha(現在の耕地面積は約33ha)の教育農場が設立されました。設立から60余年、多くの児童・生徒・学生や農場職員の手で拓かれ、現在は職員4人で約100頭の乳牛を飼育し、酪農を主体とした経営をする教育農場になっています。毎日約50頭の成牛が合計で約1300kgの生乳を生産し、栃木県酪農業協同組合へ出荷しています。
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「自由学園那須農場」
埼玉県飯能市にある植林地
栃木県大田原市にある植林地
三重県紀北町海山区にある植林地
自由学園内には立野川という小川が流れています(新天地から大芝生下を通って東へ抜けている)。この川の周辺には、旧石器時代の人々の生活の跡(遺跡)が埋もれています。これまでに10回ほど、新しい建物を立てる折りなどに、発掘調査が行なわれ、住居址や土器などのさまざまな道具が発見されています。
自由学園の校舎には、20世紀前半に活躍した世界的に有名な建築家であるフランク・ロイド・ライト氏の弟子である遠藤新、遠藤楽父子により設計されたものが数多くあり、5棟の建物が「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
※創立当初の自由学園の校舎(豊島区西池袋)は、米国の世界的建築家であるフランク・ロイド・ライト氏による設計で、現在、国の重要文化財に指定され、「明日館」として一般公開されています。
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「自由学園 明日館」