12月14日(木)
武蔵野友の会の会員4名にお掃除講習をしていただき、中等科・高等科の有志18名が受講しました。
講習会では、汚れの性質や汚れているものの材質を見極めれば、重曹、クエン酸、石鹸で、手あか、水あか、頑固な焦げつきまで落ちると教えていただきました。また、ビニール紐で作ったはたきや、ストッキングで作ったたわしなど手作りのお掃除道具を見せていただきました。場所に合った道具が手作りできると、手が届きにくい場所も簡単に掃除ができると生徒は喜んでいました。
学期末には徹底掃除があるので、生徒のお掃除への関心が高まっています。室内掃除の方法以外にも、衣類の汚れ、食器洗い、整理整頓の工夫など生徒からさまざまな質問があり、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。寮で食器や器具の管理をしている高等科2年生は、大釜に重曹を入れて器具の煮沸消毒をすると大釜も同時にきれいになるというお話をうかがい、冬休み前に試してみたいと話していました。
普段から学校や寮でお掃除をしていますが、お掃除の方法について振り返る機会はあまりありませんでした。今回の講習会は、ただ手足を動かすだけではなく、頭を使って工夫しながら働く大切さを学ぶ機会になりました。