国際化センター - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

国際化センター - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

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項目一覧 (クリックしてご覧ください。)

Ⅰ.自由学園の国際交流について

1.沿革
2.特徴
3.国際化センター設立

Ⅱ.自由学園国際化センターの活動

1.学校の国際化、世界につながる学びの充実
(1)海外の学校との交流
2.海外留学・海外研修プログラムの整備・充実
(1)海外留学
(2)海外研修プログラム
(3)その他の活動
3.留学生の受け入れと入学後の支援
(1)留学生・帰国生の出身国・滞在国
(2)日本語学習のニーズがある生徒のための日本語学習支援
4.海外からの助手・講師、訪問者の受け入れ
(1)イギリスからの英語助手
(2)デンマークからの体操講師
(3)海外からの来校者

Ⅲ.新型コロナウィルス感染症拡大の影響

Ⅳ.お問い合わせ先



Ⅰ.自由学園の国際交流について

1.沿革

自由学園では1921年の創立以来、外国人教師による英語や体操の指導が実施されており、海外からの訪問者も多くありました。1931年秋にはデンマークのオレロップ体操学校の一行が来校し、同校との交流が始まりました。また、戦前から中国からの留学生を受け入れ、1938年には北京に生活学校を開校しました。
戦後も米国教育使節団はじめ大学教授や英国の詩人など多くの来訪者がありました。デンマークに留学する卒業生も増え、オレロップ体操学校との交流も盛んになりました。2003年からは、オレロップから毎年2名の体操講師が来校しています。1993年からは、英国のパブリックスクール卒業生を英語助手として迎えるプログラムが始まりました。

2.特徴

(1)幼児生活団幼稚園から最高学部(大学部)までの一貫教育
自由学園では、幼児生活団幼稚園から最高学部(大学部)まで、それぞれの年齢に応じた国際交流活動が行われているのが特徴です。英語助手として来校した英国の青年が初等部の児童とサッカーをして遊び、デンマーク体操の講師は、幼児生活団の子どもたちとも接します。

(2)全員の学び
交換留学で訪れる生徒・学生たちをクラスや部全体で受け入れるので、全員の学びの機会となります。

(3)ホームステイや寮での交流
 短期交換留学生は生徒の家庭にホームステイをしたり、短期間寮生活を経験したりすることもあります。イギリスからの英語助手やデンマークからの体操講師は、最高学部の寮に起居し寮生との交流を経験します。

3.国際化センターの設立

以上のように、外国との交流が続いている中、2016年4月に就任した高橋和也学園長は、「自由学園を世界に・世界の課題をキャンパスに」というビジョンのもと、「自らのアイデンティティを保ちつつ、多様な価値観、地球規模での問題意識を共有し、多文化共生社会の中で国際貢献できる人」を育てるための教育に取り組む活動を推進するため、同年6月に自由学園国際化センターを設立しました。

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各活動の内容は、クリックしてご覧ください。

海外の学校との交流
  1)フィンランドの高校
  2)ポーランドのポメラニアン大学
  3)アメリカ・ニューヨーク州のマスターズスクール 
  4)デンマークのラナムエフタスコーレ
  5)アメリカ・ハワイ州のカメハメハスクール

2.海外留学・海外研修プログラムの整備・充実

(1)海外留学

 1)イギリス ウィンチェスター・コレッジ
 2)デンマーク オレロップ体育アカデミー
 3)その他の海外留学(短期・長期)


(2)海外研修プログラム


  1)ネパールワークキャンプ
  2)デンマーク研修旅行
  3)カンボジア研修旅行


(3)その他の活動


  1)世界体操祭
  2)国際ピエール・ド・クーベルタン ユースフォーラム
  3)ジャパン・ソサエティー ジュニアフェロー・リーダーシッププログラム

3.留学生の受け入れと入学後の支援

  1)留学生・帰国生の出身国・滞在国
  2)日本語学習のニーズがある生徒のための日本語学習支援

4.海外からの助手・講師、訪問者の受け入れ

  1)イギリスからの英語助手
  2)デンマークからの体操講師
  3)海外からの来校者

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Ⅲ.新型コロナウィルス感染症拡大の影響

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、2020年度と2021年度の国際交流活動は、ほとんどすべてが中止となりました。
2021年度は新たにオンラインを利用した交流活動を計画し、すでにデンマークのアレロッド高校、ニューヨークのブロンクス校、 ハワイのカメハメハ校、フィンランドのアラヤルヴィ校・ヴィンペリ校の間で交流が始まっています。

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Ⅳ.お問い合わせ先

自由学園国際化センター
E-mail i-centre@jiyu.ac.jp
TEL 042-422-3111(自由学園代表)内線476
※上記内線電話番号は、「環境文化創造センター」と共有しています。

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活動の内容(主に2019年度の内容)

1.学校の国際化、世界につながる学びの充実

海外の学校との交流
1)フィンランドのアラヤルヴィ高校・ヴィンべり高校(高等科) 2014年度に交換協定を結び、さらに2019年度に協定を更新しました。2014年以来毎年相互訪問が実現しています。 2019年度は、5月に両校より男女4名が来校し、8月に男女高等科生4名がフィンランドを訪問しました。
*関連ブログ記事
「フィンランドからの交換留学生が来校」2019年5月
「フィンランド短期留学に出発」2019年8月

  • ヴィンべり高校を訪問した女子2人
  • フィンランド式野球を見学した男子2人

2)ポーランドのポメラニアン大学(最高学部)
2016年に交換協定を結び、2018年度まで毎年、学部生がポーランドを訪問しました。同大学からは、2017年度と2019年度に2度、音楽科や語学科の学生がそれぞれ2週間来校しました。
*関連ブログ記事
「ポーランドから交換留学生一行10名が来校」2019年6月
「ポーランドから交換留学生一行13名が来校」2019年10月

  • 最高学部生とグループで会話する英語科の学生
  • 男子部で歌を披露する音楽科の学生

3)アメリカ・ニューヨーク州のマスターズスクール(高等科)
2017年6月下旬に、同校の生徒・教師14名が来校。自由学園からは、2017年春、2918年春に続いて、2019年も3月26日から4月7日まで、男女高等科生4名が同校に短期留学。ニューヨーク市内の公立高校も2日間訪問しました。
*関連ブログ記事
「短期交換留学のためアメリカに出発」2019年3月
「春休み中の海外研修について生徒が報告」2019年4月

  • マスターズスクールでパネル発表をした4人
  • ブロンクスの高校で交歓の時間
  • ブロンクス動物園に遠足

4)デンマークのラナムエフタスコーレ(男子部・女子部高等科)
同校は、15歳から18歳までの全寮制の学校で、2014年1月以来(2019年度は、2020年1月28日)毎年10数人が来校し、男女高等科生と交流しています。
*関連ブログ記事
「デンマークからの訪問 一行37名」2020年1月
「デンマークからのお客様 男子部での交流」2020年1月

5)アメリカ・ハワイ州のカメハメハスクール(女子部・男子部)
2017年に続き、2019年6月7日から9日まで、同校の男女生徒9名と教師2名が来校。女子部、男子部で交流の時間を過ごしました。
*関連ブログ記事
「ハワイから高校生が来校」2019年7月

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2.海外留学・海外研修プログラムの整備・充実

(1)海外留学
1)イギリス ウィンチェスター・コレッジ(高等科男子)
同校の卒業生を英語助手として自由学園に受け入れている関係から、2015年秋に男子部高等科2年生2名が約3週間短期留学をし、以後、2016年度に2名、2018年度と2019年度は高等科1年生1名がそれぞれ約3週間の短期留学を経験しました。

2)デンマーク オレロップ体育アカデミー(最高学部)
2016年度より授業料等全額給付の奨学金制度が設立され、2016年度1名、2017年度2名、2018年度1名がそれぞれ半年間留学しました。2019年度は該当者がなく、2020年度と2021年度はコロナ渦の中、それぞれ1名が奨学生として留学しました。

3)その他の海外留学(短期・長期)
海外留学のための東京都私学財団の奨学金や日本学生支援機構の奨学金を申請する際に国際化センターが支援しています。

参考リンク
東京都私学財団:https://www.shigaku-tokyo.or.jp/sch_josei/kaigai.html
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム:https://tobitate.mext.go.jp/hs/

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(2)海外研修プログラム
1)ネパールワークキャンプ(最高学部) 1990年より学部生の植林を主とするネパール訪問が始まり、2019年度は第30回ワークキャンプが7月16日から8月9日まで、学生・保護者・教師合わせて15名の参加のもと、実施されました。
*関連ブログ記事
「ネパールワークキャンプ 現地からの報告」2019年7月~8月
  現地報告1
  現地報告2
  現地報告3
  現地報告4
  現地報告5
 ネパールワークから戻ってきました


2)デンマーク研修旅行(高等科、最高学部、保護者) 2011年から有志で始まり、2017年から正式に学校行事として実施されることになったデンマーク研修旅行は、2019年は8月16日から31日まで、女子部男子部高等科生、保護者、教職員合わせて19名が参加しました。
*関連ブログ記事
「デンマーク研修旅行」2019年8月
  8月18日 研修旅行①
  8月19日 研修旅行②
  8月20日 研修旅行③
  8月21日 研修旅行④
  8月22日 研修旅行⑤
  8月23日 研修旅行⑥
  8月24日 研修旅行⑦


3)カンボジア研修旅行(高等科) 2016年の春休みに男子部高等科有志の生徒たちの参加で始まったものが、2019年は女子部高等科生も加わり、3月26日から4月2日まで、女子17名、男子15名、教師3名のあわせて35人がカンボジアに出かけました。
*関連ブログ記事
「カンボジア研修旅行」2019年3月
  高等科有志生徒がカンボジア研修旅行へ出発」
  研修 1日目
  研修 2日目
  研修 3日目
  研修 4日目
  研修 4日目写真
  研修 5日目
  研修 6日目
  研修 7日目
  カンボジア研修終了
「春休み中の海外研修についての報告」

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(3)その他の活動
1)世界体操祭(最高学部)
2015年7月にフィンランド・ヘルシンキで開催された第15回大会に引き続き、2019年7月12日から15日まで、オーストリア・ドーンビルで開催された第16回大会に、学部生有志13名、教師2名が参加しました。
*関連ブログ記事
「世界体操祭 現地からの報告」1~7回 2019年7月
  現地報告 1
  現地報告 2
  現地報告 3
  現地報告 4
  現地報告 5
  現地報告 6
  現地報告 7


2)国際ピエール・ド・クーベルタン ユースフォーラム(高等科)
2015年にスロバニアのピエスタニで開催された第10回大会、2017年にエストニアで開催された第11回大会に引き続き、2019年8月24日から31日まで、フランスのマコンで開催された第12回大会に、女子部男子部高等科2年生が1名ずつ参加しました。
*関連ブログ記事
「JOM クーベルタンフォーラム2020で発表」2020年1月


3)ジャパン・ソサエティー ジュニアフェロー・リーダーシッププログラム
2019年3月9日から30日まで、男子部高等科1年生1名が選ばれて参加。ニューヨーク近郊の高等学校に短期留学し、ホームステイや見学等を経験しました。

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3.留学生の受け入れと入学後の支援

留学生や帰国生など、外国とつながりがあり、日本で学校生活を送るために、日本語学習のニーズがある生徒に対して個別の日本語授業をすることなどを通して、教師室と連携して支援しています。

(1)留学生・帰国生の出身国・滞在国
アメリカ、インド、オランダ、ガーナ、韓国、シンガポール、台湾、中国、ドイツ、ネパール、ベルギー、ミャンマー等

(2)日本語学習のニーズがある生徒のための日本語学習支援
留学生・帰国生の中で、「日本語学習の必要がある」生を対象に、日本語学習支援を行っています。日本語学習支援の担当者は専任の日本語教師です。

日本語学習支援の方法
生徒本人及び保護者の方の意向も確認しながら、生徒それぞれにとって一番良い方法を選択して実施しています。
(以下はその実例。複数の方法を一人の生徒にする場合が多い。)
・特定の科目の時間に別室で学習支援を行う
・放課後に学習支援を行う
・特定の教科の授業に日本語教師が付き添い学習の補助をする

日本語学習支援の内容
生徒それぞれが抱えている課題や長期的な目標に合わせて、日本語学習支援の内容を設定し、学習支援を実施しています。
・日本で学校生活を送るための日本語コミュニケーションの習得
・教科学習において必要な基本的な言語知識や技能の習得やレポート等の課題作成の支援
・日本語能力試験等日本語の資格取得
このほか、留学生・帰国生特有の学校生活上の課題に関する相談にも対応しています。

また、英語助手(以下「4-(1)」参照)とデンマーク体操講師(以下「4-(2)」参照)に対しても、日本語指導を行っており、生徒・学生との交流に役立っています。

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4.海外からの助手・講師、訪問者の受け入れ

(1)イギリスからの英語助手
1993年より、イギリスのパブリック・スクール卒業生を、英語助手として受け入れることがはじまり、2019年度までに合計37名が来校しました。
初等部から最高学部までの英語の授業の助手をすると共に、放課後の有志の英語サークルや、その他の機会に生徒たちと一緒に過ごしています。
*関連ブログ記事
「イギリスから英語助手を迎える」2019年4月
「英語助手ヘンリー君、初等部で子どもたちとサッカー」2019年6月
「イギリスから英語助手が来校」2019年9月
「元英語助手アレックス君と嬉しい再会」2019年9月
「英語助手・体操講師の3人、2学期を終える」2019年12月


(2)デンマークからの体操講師
2003年より、デンマークのオレロップ体育アカデミーの卒業生2名が、8月下旬から12月まで、体操指導者として来校。10月に開催される体操会の種目の指導や、幼児生活団から最高学部まで体操指導にあたります。
2019年度までで、合計34人が来校しました。
*関連ブログ記事
「デンマークから体操指導者が来校」2019年9月
「地方の友の会でワークショップを開催」2019年10月
「英語助手・体操講師の3人、2学期を終える」2019年12月

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(3)海外からの来校者(2019年度)
1)2019年3月12日 デンマークより
国立交響楽団の3人の楽団員が来校され、女子部食堂で演奏を披露。
*関連ブログ記事
「デンマークからお客様が来校」

2)2019年5月13日 タイより
女子部高等科生が留学をしていたAssumption College Nakorn Ratchasima校(小学校~高等学校)の教職員一行35名が来校。
*関連ブログ記事
「タイ アサンプション校 教職員来校」

3)2019年5月13日 デンマークより
スポーツジャーナリスト来校
*関連ブログ記事
「デンマークからスポーツジャーナリスト来校」

4) 2019年5月16日・17日 ドイツより
CJD (Christliches Jugenddorfwerk Deutschlands(ドイツキリスト者若者村)ベルヒテスガーデンの先生たち一行6人が来校。
*関連ブログ記事
「ドイツからの訪問」

5) 2019年5月20日 デンマークより
オレロップ体育アカデミーのInternational Academyの責任者が来校。
*関連ブログ記事
「オレロップ体育アカデミーからの訪問」

6)2019年6月19日 デンマークより
国立少女合唱団の担当者が来校。

7)2019年7月2日 韓国より
トーチ・トリニティ大学院大学の学生8名と教授2名が来校。
*関連ブログ記事
「韓国の神学大学院の一行が来校」

8)2019年9月8日 デンマークより
エグモント・ホイスコーレンの校長が来校。

9)2019年度 ダニエル・ゲーデ氏を自由学園の客員教授として迎える。
元ウィーンフィルハーモニー交響楽団コンサートマスターのダニエル・ゲーデ氏と学園の交流は2017年から始まり、ゲーデ氏を含む一流演奏家による演奏に生徒・学生が触れる機会を頂いてきた。
2019年度にはゲーデ氏を学園の客員教授としてお招きし、10月26日 ダニエル・ゲーデ氏客員教授就任記念コンサートを午前と午後2回に分けて記念講堂にて開催。11月初旬には弦楽オーケストラ部にワークショップ実施した。
*関連ブログ記事
「ダニエル・ゲーデ氏客員教授就任記念『自由学園コンサート』来場者を多数お迎えし開催」2019年10月
「ダニエル・ゲーデ氏紹介記事 『学園町かわら版』に掲載」2020年2月

10)2019年11月26日 ヴァイオリン奏者ハラルド・クリュンペック氏が来校。
ウィーン・フィル ヴァイオリン奏者のハラルド・クリュンペック氏も、ゲーデ氏とのご縁で自由学園で演奏をしていただく機会に恵まれた。
*関連ブログ記事
「ハラルド・クリュンペック氏(ウィーン・フィル ヴァイオリン奏者)が自由学園で初演奏」

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お問い合わせ先

自由学園国際化センター
E-mail:i-centre@jiyu.ac.jp
TEL 042-422-3111(自由学園代表)内線476
※上記内線電話番号は、「環境文化創造センター」と共有しています。