自由学園について
キャンパスの紹介 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】
自由学園について
2016年6月撮影 自由学園キャンパスと周辺地域
自由学園は東京都東久留米市にあります。自然豊かな約100,000㎡のキャンパスに、東京都選定歴史的建造物に指定されている趣ある校舎が点在しており、全ての部の生徒・学生がそこで日々学び、生活しています。
①正門
②受付・総務部・食糧部
③60周年記念講堂
④羽仁先生記念館
⑤図書館
⑥生活創作館
⑦新木工教室
⑧60周年記念体育館
⑩テニスコート
⑪グラウンド
⑫新天地(畑地)
園舎
教室
子どもの部屋
初等部食堂
(東京都選定歴史的建造物★4)
1年生教室
グラウンド・体育館
女子部食堂
(東京都選定歴史的建造物★1)
女子部講堂
(東京都選定歴史的建造物★2)
女子部体操館
(東京都選定歴史的建造物★3)
男子部体育館
(東京都選定歴史的建造物★5)
東天寮
羽仁吉一先生記念ホール
校舎
第二特別教室(美術室)
リビングアカデミーは、記念講堂奥の建物のほか、学内のさまざまな場所を教室等に使用しています。
リビングアカデミー イタリアン
リビングアカデミー 木工
自由学園の校舎には、20世紀前半に活躍した高名な米国の建築家フランク・ロイド・ライト氏の弟子である遠藤新、遠藤楽父子により設計されたものが数多くあります。その中で遠藤新設計の5棟の建物が「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
(★印はキャンパスマップでの位置)
詳しくは、本サイト内「自由学園とは?100問100答」のコラムB「ライト様式の自由学園の校舎」をご覧ください。
★1 女子部食堂
★2 女子部講堂
★3 女子部体操館
★4 初等部食堂
★5 男子部体育館
代々の生徒が手入れをして大切に使ってきた木造の校舎です。家具類も木製のものが多く、生徒手製のものも多数あります。
2017年12月に竣工した「自由学園みらいかん」は、1950年から代々の生徒・学生が植林地で育ててきたヒノキ材を用いて建てられた、主に12才以下の子どもたちのための建物です。 植林地の木材は、床材やベンチ、美術工芸等に活用されてきましたが、柱も含めて建物となったのは初めてです。設計は松井亮氏。2018年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。 詳しくは、グッドデザイン賞のWEBサイト、本サイト内「自由学園みらいかん」のページをご覧ください。
キャンパス内には約5000本の樹木がありますが、その中には、2017年に「東久留米市名木百選」に選定された樹木が6種7本あります。
「東久留米市名木百選」の詳細は、東久留米市のサイトで紹介されています。「東久留米市名木百選」pdf画像
2011年秋に開館した、地域の方を始め一般の方にご利用いただける施設です。
初等部のJIYUアフタースクールの部屋もあり、カフェでは最高学部生が働き、リビング・アカデミーの活動の場としても利用するなど、自由学園としても活用し、また地域の方との交流の場となっています。
なお、3階部分は自由学園最高学部の男子学生寮「しののめ寮」として使用しています。
自由学園しののめ茶寮 外観
カフェラウンジ「しののめ」・ショップ
こっこ広場 芝生と砂場
こっこルーム
自由学園明日館
創立当初は東京・目白(現在の西池袋)に校舎がありました。米国の著名な建築家フランク・ロイド・ライト氏の設計によるその校舎は「明日館(みょうにちかん)」と名付けられ、現在は国の重要文化財として動態保存され、広く社会に開かれています。
1941年に創設。栃木県那須塩原市にあり、耕地面積は約33haあります。現在は専任職員が酪農をしており、約100頭の乳牛を飼育し、毎日約50頭の成牛が合計で約1300kgの生乳を生産しています。また、最高学部生の研究や、卒業生の活動等に利用されています。那須農場の近くの米農家と契約し、最高学部の学生が有機農法で米作りをしています。
那須農場 乳牛
牧草畑
稲刈り
名栗での男子部生による植林活動
埼玉県飯能市にある名栗植林地で、代々の男子部高等科生がスギ・ヒノキ等の木を育てています。間伐材を用いて、教室の机や椅子、ベンチなどの製作もしています。
2015年から名栗のフィールドを広げ、「新名栗フィールド」として最高学部や男子部だけでなく、全校の活動の場とすべく推進中です。
植林に関しては、これまでに三重県紀北町海山区の植林地で最高学部がヒノキを育て、栃木県大田原市でも男子部生が植林をした実績があり、海山で育ったヒノキの材は、今後も活用する予定です。
自由学園内には立野川という小川が流れています(「新天地(畑地)」から大芝生下を通って東へ抜けている)。この川の周辺には、旧石器時代の人々の生活の跡(遺跡)が埋もれています。これまでに10回ほど、新しい建物を立てる折りなどに、発掘調査が行なわれ、住居址や土器、石器などのさまざまな道具が発見されており、学生の研究対象となってきました。
遺跡
最高学部生による発掘調査
「新天地」の立野川周辺