社会とのつながり - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

社会とのつながり - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

特色ある教育実践

社会とのつながり

社会とのつながり

社会とのつながり

実社会こそ社会の課題にふれる真の教室です。

「自分たちにできることは自分たちで」。その活動範囲は社会に広がります。
創立以来、自由学園の生徒は地域や社会と関わりを持ち、自分たちができることを行動に移してきました。

学園創立2年目、1923年に起きた関東大震災、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災では、それぞれ「生活即教育」の中で体得した知識と経験を活かし、学生・生徒たちが支援活動を行ってきました。
支援先の皆さんとのつながりは交流に移行し、高校生たちは石巻市十三浜の漁師さんのわかめ漁に関わるお仕事のお手伝いなど、貴重な経験をさせていただいています。(コロナ禍のため2019年より現地への訪問は控えていますが、初等部生がオンラインで漁師さんたちのお話を伺うなど交流が続いています。学園の食事に出る美味しいワカメは、十三浜から購入したものです。)
地元東久留米市の多くの福祉施設にもボランティア活動を通じてお世話になっています。

2016年度より毎年9月には「国際平和デー」にちなみ、中等科・高等科で「平和週間」として、生徒からも係が出て様々なゲストスピーカーをお招きし、「平和」をキーワードに、多様性についてや、世界でおこっている紛争・差別・課題などについてお話を聴き考える機会を設けています。社会へ目を向けると共に、生徒自身が学校という社会を自分たちでどのような社会にしていくのかを考える機会ともなっています。

2020年度には、コロナ禍の影響を受けている社会のために何か力を出したいと生徒が立ち上がり、中高で池袋でホームレス状態となっている方々におにぎりを作って配る活動を、NPO法人と協働して始めました。また、2021年度から新たに始まった「共生学」の時間を通して、社会の現状を知り、多様性を重んじる共生社会について具体的に考え学び合っています。 実社会にふれる体験は、日ごろ目にすることの少ない社会の課題に関心を持つきっかけになり、物事を捉える意識を深めます。