自由学園明日館 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

自由学園明日館 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

関連施設・事業・団体

自由学園明日館

自由学園明日館

自由学園明日館

自由学園明日館の外観

  • フランク・ロイド・ライト氏と生徒たち

    フランク・ロイド・ライト氏
    (中央上)と生徒たち

  • 自由学園明日館の中央棟ホール

    中央棟ホール

  • 自由学園明日館の講堂

    講堂

自由学園の歩みと明日館

自由学園の創立者、羽仁吉一・もと子夫妻は、20世紀初頭に近代化する日本に自分たちが考える新しい社会をつくりたいと、明治36年(1903年)に月刊誌『家庭之友』(『婦人之友』の前身)を創刊、次いで、大正10年(1921年)に自由学園を女子の学校として東京目白(現在の豊島区西池袋)に創設しました。

設立時の校舎は、20世紀を代表する世界的建築家である米国のフランク・ロイド・ライトとその高弟・遠藤新の設計によるものです。その後、初等部を創設。教育対象が広がるのに合わせて、昭和9年(1934年)にキャンパスは南沢(現在の東京都東久留米市)に移り、男子部、幼児生活団、最高学部が開かれました。
目白の校舎は、明日館(みょうにちかん)と名付けられ、卒業生が在学中に学んだことを生かして、社会に働きかける場所として活用されてきました。幸いにも関東大震災や太平洋戦争の被害を免れ、戦後は自由学園生活学校(1948年~1973年)の校舎としても使われました。

国の重要文化財となった自由学園明日館

明日館は平成9年(1997年)に国の重要文化財の指定を受け、その後、約3年間をかけて保存修理工事を行ないました。修復された後は広く一般の方々にも利用されています。
重要文化財を使用しながら保存する「動態保存」の成功例とされ、見学、公開講座、結婚式、コンサート、雑誌の撮影などで多くの方にご利用いただいています。

大正10年(1921年)4月15日、開校の日に入学式が行なわれた教室は、”Rm1921‟と名付けられ、現在の自由学園を紹介する写真などを展示し、見学可能な日にはご覧いただいています。学校紹介のパンフレット類もご用意しています。