教育内容・生活
アクティブラーニング - 東京の私立中学・高校【自由学園 女子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育
教育内容・生活
知識の習得だけでなく、自分で課題を発見し、自分の頭で考え、自分で解決できる高いレベルの知性を身につける教育を実践しています。クラスを二分した少人数制で一人ひとりをじっくり指導。
リベラルアーツの基本方針のもと共通の科目をベースにして授業が組み立てられています。生活の中にあらゆる要素を生きた教材として活用し、更に得た知識を実生活に活用できる力を育てています。
隔年で行われる学業報告会は、学園教育のエッセンスを一日にちりばめた会です。それぞれの学年が、4月以降の授業や生活から学んだことの中からテーマを設定して担当し発表、展示、昼食、生活文章(日々の生活から学んだこと感じたこと)は生き生きと主体的に生活する生徒の様子を表しています。
1年間取り組んだ学びを自ら振り返り、レポートとして記す「まとめ」学習内容を復習し、よく解らなかった部分の理解を深め、次年度への課題を自ら立てていきます。生活面も同様に、何を感じたか、何ができなかったか、次年度は何を励むかを書き表します。「まとめ」は学ぶ力を磨くだけでなく、自らの可能性を発見する大切な機会になっています。
懇談は、良い生活を作り出すために、クラス全員で考えを出し合う週1回の大切な時間。生活から生じる様々なこと、友達との交わりの中で起きたことなどを、真摯な気持ちで話し合います。教科学習を通して身につけた色々な実力を日常の生活環境の中に広げ深めていくための重要なプロセスです。
時間割の中にはありませんが、毎週自分で言葉を選び、清書して提出。一週間を振り返り、自分の言葉で、自分の今を表現します。教科教育を自分のものにしていく学びでもあります。作品の一つひとつに生徒の思索の成長過程が見られます。提出された習字は女子部全員が昼食をともにする食堂に貼り出して、鑑賞し、教師から講評を受けることで互いに学びあっています。