本物を究める教育デザイン - 自由学園 女子部/東京の私立中学・高校

本物を究める教育デザイン - 東京の私立中学・高校【自由学園 女子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育

教育方針

本物を究める教育デザイン

本物を究める教育デザイン

本物を究める教育デザイン

中等科の教育課程も高等科の全日制普通科としての教育課程も数字だけを見ると多くの学校と変わりありません。自由学園の教育が日本の教育界でも創立当初からなぜ先進的であるといわれてきたかを、その方法論と実践例からご紹介します。

方法論 生活と密着した独自のアクティブラーニング

知識の習得だけでなく、自分で課題を発見し、自分の頭で考え、自分で解決できる高いレベルの知性を身につける教育を実践しています。クラスを二分した少人数制で一人ひとりをじっくり指導。リベラルアーツの基本方針のもと共通の科目をベースにして授業が組み立てられています。生活の中にあらゆる要素を生きた教材として活用し、更に得た知識を実生活に活用できる力を育てています。

①協働して学びを深め自分のものにするプロジェクトラーニング:「学業報告会」

隔年で行われる学業報告会は、学園教育のエッセンスを一日にちりばめた会です。それぞれの学年が、4月以降の授業や生活から学んだことの中からテーマを設定して担当し発表、展示、昼食、生活文章(日々の生活から学んだこと感じたこと)は生き生きと主体的に生活する生徒の様子を表しています。

②自ら振り返り、可能性を発見するポートフォリオ学習:「まとめ」

1年間取り組んだ学びを自ら振り返り、レポートとして記す「まとめ」学習内容を復習し、よく解らなかった部分の理解を深め、次年度への課題を自ら立てていきます。生活面も同様に、何を感じたか、何ができなかったか、次年度は何を励むかを書き表します。「まとめ」は学ぶ力を磨くだけでなく、自らの可能性を発見する大切な機会になっています。

③日常生活でも深く思索する姿勢を身につける:「懇談」

懇談は、良い生活を作り出すために、クラス全員で考えを出し合う週1回の大切な時間。生活から生じる様々なこと、友達との交わりの中で起きたことなどを、真摯な気持ちで話し合います。教科学習を通して身につけた色々な実力を日常の生活環境の中に広げ深めていくための重要なプロセスです。

④生徒一人ひとりの成長がわかる「習字」

時間割の中にはありませんが、毎週自分で言葉を選び、清書して提出。一週間を振り返り、自分の言葉で、自分の今を表現します。教科教育を自分のものにしていく学びでもあります。作品の一つひとつに生徒の思索の成長過程が見られます。提出された習字は女子部全員が昼食をともにする食堂に貼り出して、鑑賞し、教師から講評を受けることで互いに学びあっています。

実践例

生徒一人ひとりが地球規模で物事を考えることのできる世界市民として、環境、文化、教育、福祉、平和などのあらゆるフィールドで自らの力を生かせる人に育ってほしいと願っています。この高い理想を現実のものとするために教科が連携し協働した授業デザインを行っています。

2015年度 学業報告会 高等科2年 英語・地理 学際的研究
「マララ・ユスフザイの国連スピーチを問う」

発表に至るまでのプロセス

地理学会・高校生ポスターセッションに参加

学業報告会での発表「マララ・ユスフザイの国連スピーチを問う」で学んだ知識を基に、生徒たちは新たなテーマを設定し、調査を続けました。その成果を、2016年3月、早稲田大学にて開催された日本地理学会の高校生ポスターセッションで発表。参加した他の高校生のほとんどが身近な地域社会や環境について発表する中、パキスタンの自然環境、都市の形成、教育の可能性について報告した女子部の3グループ(6人)のポスターは、多くの来場者の注目を集めました。