教育理念 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

教育理念 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

大学部概要

教育理念

教育理念

教育理念

自由学園最高学部(大学部)は自由学園における一貫教育の最終段階です。キリスト教精神に基づく人間教育、学問と生活の有機的な結びつき、文理の枠組みを超えたリベラルアーツ教育を行います。

自由学園最高学部が育てたい人物像

最高学部は、独自の教育実践を通して、社会における優れた生活者・形成者となりうる資質を備えた真の「自由人」を育てます。自由人とは何でしょうか。それは創立者羽仁もと子先生の「いのちの経営者」という言葉で説明されます。

私たちは、自分で得たのではない、与えられた「いのち」を生かして、「自分が自分の主人公になる」こと、つまり自由に向けて、「いのちを経営」してゆく課題を負っています。最高学部のリベラルアーツはこの課題に応えます。真の自由人は、いのちを大切にし、同時にそうすることによって社会をよくします。最高学部は、いのちの本質を研究するとともに、それを生活のさまざまな場で実践するところです。

最高学部の目指す教育:いのちの経営

自由学園最高学部は、自由学園の一貫教育の最終課程として、キリスト教精神に基づき、学問と生活の実践を通して、社会における優れた生活者・形成者となりうる資質を備えた“真の自由人”を育てます。

ここで言う真の自由人とは,“いのちのよき経営者”と言い換えられます。自由学園の“自由”は、ヨハネ福音書8章32節「真理はあなたたちを自由にする」から取られています。また、ヨハネ福音書3章3節では「人は新たに生まれなければ神の国を見ることはできない」とも書かれています。すなわち、イエス・キリストにおいて“真理”と“自由”と“いのち”は同意語なのです。

他方、自由学園創立者のひとり羽仁もと子は、著作集『半生を語る』において、「人はそれぞれのいのちの経営者である」と述べています。私たちは、自分で得たのではなく、与えられた“いのち”を活かして、自分が自分の主人になることへ、つまり自由に向けていのちを経営してゆく課題を負っているのです。真の自由人とは、(生きとし生けるものすべての)いのちを大切にし、自分のいのちを活かすことによって、社会をよくすることに役立てる人をいいます。
最高学部では、学問と研究を通して、いのちの経営という課題と向き合い、“いのちを実践する”ことが求められます。この経験が新しい時代を開拓する原動力となると信じています。

リベラルアーツ

自由学園最高学部のリベラルアーツ教育は、文系・理系という枠組みを超えて、学問をバランスよく学ばせます。そこには体操・美術・音楽などの感性教育や、学校運営から地域活動・海外活動までの実践活動も含まれます。学生は、学問をただ知識として学ぶだけではなく、学んだ多くの知識を使い、生活に照らし合わせて考えたり、生活へ応用するプロセスを学んだりします。さまざまな問題を有する不透明な社会を生きていくために、特定の分野の専門知識のみならず、従来の枠を超えた新しい教養を備えて、将来への洞察力をもって新しい時代を切り開く力を養います。

カリキュラム概念図

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