寮について - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

寮について - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

社会活動・学生生活

寮について

寮について

自由学園最高学部の学生寮は、高等科までと同様に、居住する学生自身によって管理・運営されています。男子学生のためのしののめ寮と、女子学生のための光風寮があります。

しののめ寮

最高学部しののめ寮は、地方生のための男子寮で、自由学園しののめ茶寮内にあります。2020年3月に長年男子寮として使用してきた羽仁両先生記念学寮から移転しました。建物は寮だけでなく、カフェや貸室などを備えた地域と自由学園の交流スペースとなっています。またパン工房と食事研究グループもあります。今後、寮生と地域との積極的な関わりが生まれることが期待されています。

寮の収容可能人数は20名です。原則として部屋が2人部屋ですが、パーテーションで個人のスペースが区切られています。各部屋にはベット、勉強机と椅子、本箱が備え付けられており、Wi-Fiとケーブルテレビのチューナーが設置されています(家電類はありません)。また全部屋が南向きで陽当たりもよく開放感があります。 共同のスペースとして、シャワー室と脱衣所(洗濯機と乾燥機が備え付けられています)、朝食や休日の食事を自炊するための簡易キッチンを備えた調理室があります。

寮の運営は寮生の中から選出された寮長と、各学年から選出される副寮長を中心に、全員が参加して行います。2週間に一度、寮生全員と寮担当教員が出席する寮生会議を行ない、健康状態の確認、寮の運営について話し合います。また各学期末には大掃除を行います。 しののめ寮は中・高の寮と異なり,基本時間などはありません。その一方で、個人個人には共同生活を送る上で大切な寮の自治活動に参加する他、入寮規約に基づき大学生として責任ある生活・行動が求められます。

光風寮

  • 光風寮 部屋

    光風寮 部屋

  • 光風寮 内観

    光風寮 内観

光風寮は地方生のための女子寮で、2000年に落成しました。収容可能人数は40名です。

基本時間は起床、朝食、夕食以外、特に決まっていないので、自分の自由な時間をどう使うかは各自に任されています。しかし、毎日の生活の中に皆で集まる時間というのはあります。朝夕の食事や掃除時間、週に1度の寮生の集まりには皆でそろうことを大切にしています。もちろん最終帰宅時間も決まっています。

仕事を分担してすることや、団体生活をしているのは女子部の清風寮と変わりません。寮ならではの行事もたくさんあります。行事は決まっているわけではなく、やりたいことがあればその都度、企画を立ててしています。これまでに実行した企画としては、新入生歓迎会、流しそうめん、クリスマス会、壮行会などがあります。